「ホウボウ」とはどんな魚?オススメの食べ方や名前の意味もまとめて紹介

ホウボウ(方々)魚介類

ホウボウは、見た目に特徴のある海水魚。

ユニークな姿を水族館で見たことあるよ、という人も多いのではないでしょうか。

ホウボウは食べても非常に美味しい魚ですので、ネットで検索するとたくさんのレシピがヒットするでしょう。食用魚としてもメジャーな存在なのです。

今回は、特徴だらけの魚「ホウボウ」を紹介していきます!

紹介したいポイントは次の通り。

  • ホウボウのおすすめの食べ方
  • 名前の意味を紹介
  • 海底を歩く!?前代未聞の海水魚
  • ホウボウは鳴く魚

その独特な生態は、教育系のメディアで取り上げられることもしばしば。

ひょうきんな姿につい目を奪われる、そんなホウボウを徹底調査していきましょう。

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ホウボウはこんな魚!

ホウボウのおすすめ食べ方

まず最初に紹介するのはオススメの食べ方について。

ズバリ、「アクアパッツァ」です!

アクアパッツァがどんな料理か、知らない人のためにざっくりと説明すると、

  • 水、白ワイン、トマトを用いた、イタリア発祥の魚の煮込み料理
  • 使う魚はなんでもOK(青魚でも美味しければ可!)
  • 魚の他に、出汁の出る魚介類を数種類入れる(アサリやムール貝など)

超簡単説明ですが、概ね的を得ていると思います。

そして、ホウボウをアクアパッツァで食べたい理由は3つ

  1. 調理が簡単
  2. ホウボウはアラ(頭など)から良い出汁が出る
  3. ホウボウは煮込み料理に適した魚である

ちなみにホウボウは刺身でも美味しい魚です。

しかし、万人向けとは言えないですし、魚の鮮度の問題もあります。

そもそもホウボウは煮込み料理に向いていて、アラからも美味しい出汁が取れる。調理方法もほぼ丸のまま煮込むだけで簡単。

これはもうアクアパッツァしか考えられない・・・。

体型は円錐形。つまり手巻き寿司みたいな形をしています。この形は同じ魚類の中でも少数派でしょうね。

体の割に頭が大きく、歩留まりの悪い魚とされています。「歩留まりが悪い」というのは、値段や大きさの割に、食べられる“身”の部分が少ないという意味ですね。

ホウボウは海底を歩く!?

海の中でのホウボウの暮らしを少し見ていきましょう。

ホウボウを正面から見ると、こうです。↓

ホウボウのアヒル口

なかなか可愛い顔してますよね。あひる口で。

そんな愛嬌のあるホウボウは、魚なのに歩くという・・。一体どういうことでしょうか。

ホウボウの生息域は主に砂泥底と言われていて、つまり海底のあたりで暮らしているのですが、発達したヒレを使って海底を歩きます。

その発達したヒレがこちら↓

ホウボウの足(発達した胸ビレ)
ホウボウの足(発達した胸ビレ)

確かに足のようになっていますね。

ちなみになぜ歩くのかというと、エサを探しています。

足のような胸鰭の先端は感覚器官になっていて、エサを察知することができると言われています。

ホウボウは「鳴く魚」

そしてこのホウボウは、魚なのにグーグー鳴くのです!

これは浮き袋を使って音を出すそう。

実は鳴く魚というのは他にもいて、イシモチもそうです。

胸鰭(ムナビレ)の話

歩く、鳴く、非常にユニーク魚であるホウボウ。

さらに、ホウボウの胸ビレも非常に特徴的。

ご覧のように、ウチワのように大きく変な形のヒレ。泳ぎやすいと言えるのでしょうか。

この色鮮やかで大きな胸鰭は、上からの捕食者を驚かせる効果があるようです。

生きているホウボウの胸鰭はものすごくキレイですが、死後、胸ビレの模様は著しくくすんでしまいます。

ところで、トビウオという魚は発達した胸鰭で水面を滑空することがでます。

同じ胸ビレを使って、海底を歩く魚と海面を飛ぶ魚がいる。不思議ですね。魚類の多様性は良く考えると凄い。

また、トクビレ(ハッカク)という魚は、ホウボウとは近しい種類ということで、体のフォルムもそうですが、鰭(ヒレ)の模様など、似通った共通点が随所に見られて面白いですよ。

ホウボウの名前の由来、意味

なぜ、「ホウボウ」という呼び名になったのか。

諸説あるようですが、上で書いた、海底を「方々歩く」という特徴から来ているとの説が有力だそう。

また、「這う魚」という意味の言葉が転訛して、「ホウボウ」となった説や、鳴き声が「ホウボウ」と聞こえることからついたという説もあるようですね。

日本以外の国でもホウボウを見ることはできます。

中東では、胸鰭を広げた姿から「飛行機」や「凧」を意味する名前で呼ばれているみたいですね。

また、英名だと「Searobin(「海のコマドリ」の意)」と呼ばれるなど、やはり特徴的な胸ビレから名前が付くケースが多くの国で共通しています。

ホウボウに似た魚「カナガシラ」との違い

ホウボウとよく似た魚に「カナガシラ」というのがいます。

詳しくはホウボウとカナガシラの違いで説明していますが、両者の違いはざっくり言えば次の通り。

  • 胸ビレ(カラフルな模様はホウボウだけ)
  • ウロコ(ホウボウの方がツルッとしている)
  • 体の大きさ(カナガシラの方が小さいことが多い)
  • 体の形状(カナガシラの方が”すんずまり”)

知らずにパッと見ると全く同じ魚のように見えますが、このようなポイントを押さえた上で確認してみると、意外と簡単に見分けることができます。

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