魚はなぜ受け口か?アカメバル(赤眼張)を見て考えてみた

市場のお魚たち

先日のクロメバルに続きアカメバルを買ってみました。

この2匹、非常によく似ています。シルエットは全く一緒。他にシロメバルってのもいて、黒、白、赤メバルまとめて「メバル3種」と呼ばれています。

メバル3種

  • クロメバル
  • シロメバル
  • アカメバル

生態についても、3種の間で目立った違いはありません。

昔は「メバル」と言ったら1種のみとされていた程です。2008年、どうやら3種のDNAが違うようだぞとなり、3種に分類されたそう。

しかし、DNAと言われても一般人にはピンと来ないですよね。

僕たちでも分かる違いといえば、名前の頭に着く「色」。外見が微妙に違うことで区別をします。細かい形状も若干異なりますが、言われないとわからないレベルでしょう。

さて、そんなアカメバルをはじめとした魚たちが、「受け口」なのってナゼでしょうか??

気にしなければ全く違和感ありませんが、よくよく見ると魚のほとんどは受け口です。生物の体は、たいてい自然界の中で合理的に造られているという原理原則を考えると、何かワケがありそうです。

今回はそんな素朴な疑問を解決する記事を書いてみようと思います。

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アカメバルなどの魚たち、「受け口」なのはナゼ??

さっそくですが本題に入ろうと思います。実際、魚たちの口が本当に「受け口」かを見てみます。まず本記事の主役「赤メバル」はというと・・・、

赤メバル受け口やね

完全に口が上を向いてます。これは誰がみても受け口でしょう。

こちらはイサキ。やはり受け口でした

高級魚のイサキも。

ハタハタとか完全に受け口

ハタハタという魚がいますが、はもはや「受け」どころじゃないレベルで口が上を向いています。

逆に受け口ではない魚っているのでしょうか。

例えばイシガキダイメダイホウボウあたりは受け口ではなさそうです。

イシガキダイ。鳥のクチバシみたいだ
メダイも受け口ではない。
ホウボウも。この魚はむしろアヒル口。

多くの魚が受け口なのは、海の中では、餌は上から下に落ちてくることが多い為だとか、上にいる獲物を狙うことが多いからだとか言われています。より餌を効率よく口に運ぶための「受け口」なのですね。

また、受け口の傾向は海の底にいる魚ほど強いように感じます(海底を這うように暮らすホウボウなどは別)。

受け口の魚が多い理由

  • 海の中では、基本的に食べ物が上から落ちてくる。
  • 獲物を上に見るポジションを取る魚が多い。

きっと、口の形状は食べる餌の種類にも拠るのでしょう。

先ほどから話に出ているホウボウは、おそらく海底に潜む小動物を食べるため受け口とは逆に上唇が前に出ています。砂の中に潜む獲物も食べやすいようになっているようです。

まぁでも注意してみてみると、大体の魚は受け口ですよ。マダイスズキなんかもそうですしね。

受け口であるか、そうでないかで、海の中のどの部分に住んでいるのか、ある程度想像することもできますよ。

アカメバルの特徴を紹介

赤メバルなどの魚たちがなぜ「受け口」なのか判明してスッキリしましたね。

その他、特筆すべき特徴をいくつか紹介しておきます。

まず、猫好きの僕としてとてもお気に入りの赤メバルの体の模様から。

まるで「猫」!?体の模様が猫好きにツボ

この模様の感じ、猫好きの僕には三毛猫っぽく見えてキュンとしちゃいます。

模様で可愛いと思わせるのは赤メバルくらいです。

大きな目が特徴的

比較的浅い海に住んでいる赤メバルですが、名前の通り目がでかい。深海魚なみですね。でも深海魚じゃありません。

これは夜行性であるためと言われています。少ない光でも視野を確保できるよう優れた目を持っているんですね。

メバル(眼張)の名は、この特徴的な目から来ていたりもします。

「受け口」の人間は・・・

ちなみに受け口っていうと、人間界では「取りこぼしがない」=「お金が貯まりやすい顔」などと言われるとか言われないとか・・・。

あと女性で受け口の人はエッチだって聞いたことありますけど、どうなんでしょうかね。まぁ仮に受け口の女性とデートしてもソワソワしてはいけませんよ。

魚は多くが受け口の顔しているので、違ったヤツを発見するとちょっと興味を惹かれますよね。サギフエなんていう例外すぎる魚も存在します。

これからは、魚を見るときに口の形状を気にしてみると、面白い発見があるかもしれませんよ。

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