【いぶし銀の魚】イサキの漢字表記(伊佐木、伊佐幾、鶏魚)の意味とは?

市場のお魚たち

イサキを見るといつも「いぶし銀」という言葉が思い浮かびます。

「いぶし銀」とは、

  • いぶし(燻し、スモーク)をかけた銀
  • つやのない灰色
  • 見た目は地味だけど実力があるもの

まさに今回紹介するイサキ(伊佐木、伊佐幾、鶏魚)の見た目にぴったりの言葉じゃないでしょうか。

マダイハマダイなどの外見の華やかさはありませんが、初夏の頃のイサキはとても味が良いのです。

そう。イサキの旬は晩春から夏(初夏)。初夏のイサキは、麦わらイサキや梅雨イサキと呼ばれ特別視されます。

活け締めでなくても、刺身で食べて全く遜色ありません。とにかくまず刺身がオススメ。

そんな、見た目の派手さはないけど美味しいお魚「イサキ」は、漢字で書くと「伊佐木」や「伊佐幾」、「鶏魚」などいくつかの種類があります。

今回は、これらの漢字からイサキという名前に込められた意味を読み解きつつ、生態や食べ方についても触れてみようと思います。

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イサキの漢字表記とその意味

まず、イサキの名前の由来は以下の説が有力。

  • 磯に住む魚という意味の「磯魚(イソキ)」が訛化した
  • 幼魚の時にだけ体にある縞模様から、「班魚(イサキ)」
  • 背ビレの棘条がニワトリに似ていることから、「鶏魚(イサキ)」

諸説あり、いずれも説得力がありそうです。

鶏のトサカに似たイサキの背びれ

伊佐木、伊佐幾は当て字

「鶏魚」という漢字は、はっきりとした出自がありましたね。

対して「伊佐木」や「伊佐幾」は単なる当て字です。もともとあった「イサキ」という名前に適当な漢字を当てたのでしょう。あまり深い意味はないようです。

イサキの地方名

ちなみにイサキの骨は、このサイズにしてはけっこう硬いです。このことから、和歌山あたりでは「鍛冶屋が骨を喉に詰まらせ命を落とした」という言い伝えがあり、「カジヤゴロシ」などと呼ばれるそうです(wikipediaより

イサキはどんな魚?

ここからは、イサキの生態にもせまってみたいと思います。

イサキを生物学的に見ると、「スズキ目イサキ科イサキ属」に分類されていて、近縁種にはコショウダイやコロダイがいます。

イサキの住む場所

岩礁域に群れで暮らす代表的な魚の一つでしょう。

上で書いた名前の由来「磯魚」はイサキをよく見かける場所からきているのです。

ふだんは50メートルほどの海中にいますが、夜は餌を求めて海面近くまで上がってくるという、夜行性の魚みたいですね。

北海道を除けば全国的に見られる魚ですが、漁獲量はそれほど多くない印象はあります。

成魚となると40㎝くらいまで大きくなり、これほど大型のものは高級魚で滅多にお目にかかれません。

イサキの鮮度確認はフィーリングで

よく、魚の鮮度は目を見れば分かると言いますが、イサキの場合はこれが当てはまりません。

下の写真のように、漁獲されて半日経っていないにも関わらず、目が白く濁っているものもいます。

じゃあどうやって鮮度を見るかというと、感覚です。笑

全体を何となく見たときに、ピンと張った感じのするものは鮮度が良いです。ヒレ、ウロコ、口元、鮮度が良くないと、なんとなくダラッとしている感じがするのです。

触ってみても、全体的に柔らかい感触のするものは良くないはず。ただこれ死後硬直とは違うんですけどね。

あとは、エラを見ましょう。赤が濃いぃ〜と新鮮。逆に、赤が薄い、白っぽい(ピンク色)場合は、鮮度が悪いです。

ウロコと各部のヒレをチェック

イサキのウロコはとても細かくて硬い。目の荒いヤスリのようです。

背ビレの棘条も鋭いので、ケガしやすい魚でもあります。

いっぽう、尾ビレなどその他のヒレはそこまでトゲトゲしてなくて安全です。この魚を手に持つ時は背ビレに注意しましょう。

海の中で食べているもの

口はそれほど大口ではなく、タイ科のように歯が目立つということもなさそうです。

肉食性なので、もっぱら小魚や多毛類などを食べてます。

イサキの住む場所

岩礁域に群れで暮らす魚の代表的なものです。上で書いた「磯魚」の由来は伊達じゃありません。ふだんは50メートルほどの海中にいますが、夜は餌を求めて海面近くまで上がってくるという、夜行性の魚みたいですね。

北海道を除けば全国的に見られる魚ですが、漁獲量はそれほど多くない印象はあります。成魚となると40㎝くらいまで大きくなりますが、これほど大型のものは高級魚です。滅多にお目にかかれません。

夏はイサキを食べよう!

初夏に旬を迎えるイサキ、ふだんは高値だけど安くなってることが割とあります。

焼いても美味しいですが、まず刺身でどうぞ。

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