ネバネバ食材「納豆」は健康に良いと言うけれど、具体的にどんな効果があるのでしょうか。
調べてみてビックリ!
パーフェクトすぎる食材だったので、具体的にまとめてみました。
納豆の魅力一覧(納豆ってこんなにスゴイ!)
- 赤ちゃんの離乳食として
- ニキビ治療をはじめ、美容(肌)に良い
- ダイエット食品として支持(中性脂肪も減らす)されている
- 中性脂肪の増加を抑える
- 血圧を下げる、血液をサラサラにする
- 生活習慣病(がん、糖尿病など)予防に効果的
世の中には「菌活」や「腸活」なんて言葉もありますが、発酵食品である納豆を食べることはまさに菌活そのもの。
そんな納豆の魅力を、納豆大好き茨城民が全力で紹介していきます!
ちなみに納豆の美味しい加工品も紹介していますので良ければどうぞ。
納豆の魅力5つ!(離乳食から老後の健康も)
納豆の魅力。
それは茨城民から言わせればもちろん「味」です。
しかし納豆を語る上で、健康や美容への働きについては外せないところ。
美味しい食べ方の前に、まずは人の体に納豆がどう良いのか?を紹介していきます。
ちなみに納豆の美味しい食べ方も別の記事で紹介していますのでぜひ。
赤ちゃんの離乳食として使える納豆
「人間の腸内環境(腸内フローラ)は幼い頃にだいたい決まる。」という話は良く言われます。
赤ちゃんの頃から菌活をスタートさせるには、まさに「納豆」というわけですね。栄養豊富で食感も柔らかい納豆は、まさに離乳食向けと言えます。
「赤ちゃんに食べさせても大丈夫なの?」と心配になりそうですが、大丈夫です。
ただし、調理方法や味付けは気をつけてください。
ポイントは、
- ネバネバや匂いを抑える工夫を。
- 加熱(湯通しとか)や、すり潰すなどの下ごしらえは必要。
- 味付けはしない。
- 目安は離乳食中期(生後7、8ヶ月後)から。
- 大豆製品なので、アレルギーには気をつけて。
ネバネバや匂いは赤ちゃんに「不快」と取られがち。湯通しするなどしてネバネバと匂いをなるべく取り除きましょう。
また、柔らかいとは言え粒のままだと食べづらいので、すり潰すと良いです。
納豆パックに付属のタレは使わずに。味付けせずに素材そのままの味で食べさせましょう。
納豆はニキビ予防、改善に効果的
ニキビができる原因は外的要因、内的要因があり、後者に含まれる「食べるもの」は原因として大きなウェイトを占めます。
まず、脂肪分、乳成分、糖分、精製炭水化物、アルコール、これらの摂りすぎは要注意。全く摂らないのも健康上良くないですけどね。
摂りすぎ注意な食べ物、飲み物
- スナック菓子、揚げ物
- 白米、パスタ、小麦粉
- ビール
逆に、ニキビを失くすため積極的に摂りたい食材の一つが「納豆」で、腸内環境を良くすることがニキビ予防、ケアに繋がります。
同時に、ニキビ発生の外的要因である、肌のケア、睡眠、ストレスなどにも注意を払えば、きっとニキビは改善できますよ。
ダイエット食として納豆を食べる
ビタミンBと大豆イソフラボン、ナットウキナーゼが、ダイエットに効果的。
さらに、腸内環境を整えることで代謝アップが期待でき、それによりダイエット効果が期待されるとの話もあるそうな。
しかし、ネット上には、ダイエットに納豆逆効果という情報も。根拠は、
- 納豆って実はカロリー高い(100gあたり200Kcal)
- 納豆が美味しすぎて白米をたくさん食べちゃう。
2つめの理屈はともかく(まぁ分からなくはないですけど)、食事をセーブした上で、食べるメニューに栄養価の高い納豆を取り入れれば、健康的に痩せることができるのではないでしょうか。
それともう一つ、納豆に少しだけお酢を加えて食べると、味も良くなる上にダイエット効果もさらにプラスされると良く言われます。
お酢自体がダイエットに効果抜群なので、相乗効果が期待できそうです。
納豆には中性脂肪を減らす効果もある
ダイエットに良い納豆は生活習慣病にも良さそうと想像できますが、まさにその通り。
生活習慣病の原因の一つとなり得る「中性脂肪」。
中性脂肪を抑制するには、植物性たんぱく質を摂ることが良いのです。血液中のコレステロールに対してプラスの働きをしてくれます。
メタボを改善したいなら、納豆が良いでしょう。
ただし、中性脂肪を減らしたいと考えた時に、納豆を食べるだけではダメです。
年齢を重ねるにつれ、若い頃の代謝とはまるっきり変わってしまうので、食事に納豆を取り入れた程度では、大きな効果は期待できないでしょう。
適度に運動し、暴飲暴食をしない、高カロリーのものを控える、などの対策がまず大前提となります。その上で、栄養価が高く血液をサラサラにする効果を持つ納豆を食べましょう。
血圧を下げる作用も
高血圧の人にも納豆が良いです。
納豆には、血液をサラサラにする効果があるナットウキナーゼが含有されていることに加え、イソフラボンにも血圧上昇を抑える作用があるとのこと。
さらに体内のナトリウムを排出するカリウム、動脈硬化を防ぐ食物繊維と、まさに血圧を下げる食品のチャンピオンなのです。
納豆の栄養素を活かすには
納豆がいかに栄養豊富な食材であるか伝わったでしょうか。
菌活、腸活を意識した効果的な納豆の食べ方をざっくり紹介します。
- 納豆は加熱せずそのまま食べるのが一番効果的(納豆キナーゼは熱に弱いため)
- 適量は1日1パック(意外と高カロリーのため)
- 取りすぎは、逆にホルモンバランスに影響が出る可能性もある
納豆に含まれる栄養素まとめ
これだけ健康や美容に良い納豆、含まれる栄養素と効果を一覧にしてみました。
栄養素 | 期待できる効果 |
イソフラボン | 骨粗しょう症予防、アンチエイジング効果 |
ナットウキナーゼ | 血管にできる血栓を溶かす |
食物繊維 | 整腸作用、生活習慣病予防 |
レシチン | 細胞が栄養を取り込むのを助ける、生活習慣病予防 |
ミネラル | 骨や歯を健康に保つ |
ビタミン | 疲労回復、カルシウムの吸収を助ける等 |
大豆サポニン | 中性脂肪の吸収を抑制する |
大豆ペプチド | 疲労回復、コレステロール低下 |
大豆たんぱく | 体を作る基本の栄養素 |
脂質 | 体を動かすエネルギー |
炭水化物 | 思考力の維持、筋肉の維持 |
注目すべきは「イソフラボン」や「ナットウキナーゼ」で、効果のほどはもうすでに説明した通りですが、そんな希少な栄養素を摂取できるというだけでも、納豆を食べる意味はあるのではないでしょうか。
参考:株式会社ヤマダフーズ