【もはや高級魚】サンマ(秋刀魚)とは?

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近頃はみるみる価格が高騰している秋刀魚(サンマ)。秋の味覚です。

値段が上がっている原因はどうやら色々あるらしく、主に言われるのが「海流の変化による不漁」だそうです。獲れなくなっているようですね、秋刀魚。

ちょっと昔だと旬の時期にはめちゃくちゃ沢山売られていて本当に身近な魚、それこそ叩き売り状態の光景もよく見ました。

高級魚のような扱いとなってしまった秋刀魚、いったいどんな魚なのでしょうか?

【もはや高級魚】秋刀魚(サンマ)とは?

秋刀魚は歴史の古い食材なので食べ方は色々あります。秋刀魚のおすすめレシピでも紹介している通り、レパートリーが多く毎日食べても飽きることがありません。

サンマ(秋刀魚)の名前の由来

ちょっと脱線して、秋刀魚の豆知識などもついでに紹介していきます。

まず「秋刀魚」の名前の由来から。

「秋に獲れる刀のような見た目の魚」の意味で、秋刀魚(サンマ)ということです。

しかし実は、「サンマという読み自体は、その昔「サマナ(狭真魚)」と呼ばれていたことから、「サンマ」という言葉に変化したとする説や、大きな群れの魚を意味する「サワンマ」が変化して「サンマ」になったとする説があるそうですね。

古くは「サイラ(佐伊羅魚)」「サマナ(狭真魚)」「サンマ(青串魚)」と読み書きされていたらしいです。

サンマという読みに対して「秋刀魚」という漢字を充てがわれたのは、それよりも後ということになります。

秋刀魚は英語で何と言う??

「Pacific Saury」もしくは単に「Saury」です。

Googleで翻訳すると、漢字で翻訳(秋刀魚)した場合「pike」になり、平仮名もしくはカタカナだと「Saury」です。前者は間違いですね。pikeという英名の魚は別に存在します。

「明石家さんま」さんの芸名の由来

どんどん脱線して、秋刀魚つながりでお笑い怪獣「明石家さんま」さんの話も書いてみます。

さんまさんの芸名も、秋刀魚と何か関係があるんでしょうか。

これは、さんまさんのご実家が、サンマの水産加工業を営んでいたことに由来するそうです。

ご自分で選んだ名前ではないらしいのですが、日本人が大好きでみんな知っている「サンマ」という芸名と巡り合うあたり、普通じゃない感じがしてしまいます。

あと、刺身を紹介するのを忘れていました。

1週間に収まりきらない秋刀魚料理のバリエーションに改めて驚かされます。

最近では、サンマの生食も増えてきましたよね。青魚で鮮度が落ちやすいので、酢で絞めたりして食べることが一般的だと思います。

気まぐれ回遊魚?秋刀魚の値段について

最後に、ここ数年の秋刀魚の値段について。

じわじわと上がっている印象です。あくまで僕個人の所感ではありますが。

秋刀魚の旬が秋ってことは、回遊魚の秋刀魚がたまたま日本の秋の季節に日本にたくさん訪れるってことだと思います。

実は、サンマは年中出回っています。初夏にもたまにお魚屋さんで見かけますが、めちゃくちゃ高いです。

その生態は詳しいことがまだよく分かっていないらしく謎も多いようですので、極端に言えば、いきなり獲れる時期が変わるとかズレてしまうってことも、可能性としてはあり得るということなんですよね。

年々獲れる量も減ってきて、それにより価格も上がってきています。

これから100年先もずっと、サンマは日本人にとって「秋の味覚」であって欲しいと願うばかりです。

観察すると面白い秋刀魚の特徴

最後の最後に、秋刀魚の特徴について。

サンマを見慣れてしまっているので普段は変に思わないのですが、よく見るとサンマって変わった姿をしているのですよ。

特に口が特徴的

開くとこんな感じです↓

鳥のクチバシみたいじゃありませんか?

このような口の形はサンマ以外の魚では見たことありませんね。プランクトンや小魚を捕食する時に、有利な口の形なのでしょうかね。。

「早く泳ぐ×効率良い捕食」を実現すると、こんな口の形になるのでは?

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