【高級魚の相場】「アイナメ」の値段はおいくら??

もはや高級魚のアイナメ(鮎魚女)の生魚魚介類

いまや高級魚の仲間入りをしている「アイナメ」。

漢字で書くと、鮎魚女、鮎並、愛魚女など複数の組み合わせが存在していており、全て「アイナメ」と読みます。

どの漢字を見ても、字面になんとなく上品な雰囲気を感じてしまう人は少なくないはず。

上品なのは名前だけにあらずで、値段も「お上品」な魚なのです。

旬を外した春の終わり、お求めやすい価格で売られていることがありますが、基本的には年間を通して高値な印象を受け、鮮度の状態や産地、時期でも価格は変動しますけど、値段は2000円〜3000円くらいが相場でしょう。

人によってはアイナメのことを、高級魚ではなく庶民的な魚だと認識している人もいるかもしれません。

高級魚の中には「実は昔は大衆魚だった」という魚がいて、アイナメはまさにそのパターンだからこの認識はあながち誤りではないのです。

名前の話に戻すと、そもそも名前に「愛」って漢字が入る魚が他にいます!?と声を大にして言いたいわけです。(実はアイナメの他にもいて、「ムツ」と言う魚は「魚」へんに「愛」と書く)

とにかく、夏に旬を迎えるロマンチックな名前の魚「アイナメ」にスポットを当てていきます。

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高級魚アイナメの値段とは?

夏が旬のイメージが強いアイナメですが、年中出回ります。産卵期の晩秋から冬の個体が旬だとされる説もあり、年間を通して高値安定です。

その相場はいかに?

また、お得に買い求められる時期はあるのでしょうか。

旬を外しても高い!?アイナメの値段

冒頭でも書いた通り、アイナメは活け締めの刺身用の個体で、1キロあたり2000円〜3000円くらいが相場。

今や間違いなく高級魚の一つと言えるでしょう。

そして夏や秋の終わり、初冬のアイナメは季節ものとして余計に高くなります。

そもそも漁獲量が少ない割に料理店などでの需要が多いことも、値段が上がっていく要因ではないでしょうか。

ちなみに、春ごろ値段が下がると思いきや、全体としての取れ高が少ない魚であるため市場ではあまり見かけません。アイナメのレア度は増すばかりなのです。

通販で買える刺身用アイナメ!値段は?

自分で捌く必要はありそうですが、アイナメを通販で買えるなんて、幸せな時代ですね。

お値段は1キロあたり、およそ6,000円!!

「ここぞ!」というときのおもてなし料理にいかがでしょうか。

アイナメの名前の話

ところで、海水魚なのに川魚の「鮎」という名前は何だか意味深です。

」にまつわる由来なのかなと思ってたらまさにそうで、「姿形が鮎に似ている」や、「生態が鮎に似ている」など諸説あるとのこと。

  • 形が鮎に似ている
  • 鮎のように縄張り意識を持つ

「鮎並」の漢字も、成り立ちの理由は同じ。

それにしても、アイナメとアユ、住む場所とか接点がないのに似ているという発想自体が、少し違和感を感じてしまいます。共通点は旬の時期、それとやや強引ですが体のフォルムも似てなくはないかも。

一方、「愛魚女」という当て字は、見た目からつけられた漢字で、アイナメって骨が細かくてしなやかなので、滑らかな動きが女性的であると昔の人は感じたのかもしれませんね。顔も丸みがあり女性的と言えるかもしれません。

さて、鮎のように美しい魚であるアイナメの食べ方は?料理の紹介です。

食べ方:アイナメの刺身、ソテー、煮付け

アイナメの身質は白身、良い個体だと丸々、でっぷりと身が付いています。骨はたくさんあって細い。皮は薄いけど細かい鱗がびっしりと付いており、若干粘液系のネバネバがまとわりつきます(捌き方は後ほど)。

嫌味はなく、淡白だけど甘みがあって上品な味です。おすすめ料理を見ていきましょう。

刺身

やはり刺身は最高です。

意外と鮮度が落ちやすい魚ですが、活け締めなら5日くらいまではギリギリ行けますよ。

白身ですが淡白すぎず、根魚特有の味があります。

身に繊細な脂が溶け込んでいて、マダイなどよりは歯ごたえはあります。粘りのある弾力があります。

焼き魚やソテー

単純に焼き魚やソテーも美味しいですよ。

皮が反りやすいので、フライパンに押し付けて焼きますが、力を入れすぎないように注意してください。

皮も美味しくいただきましょう。

煮付け

鱗を丁寧に取り、はらわたを取って姿のまま煮付けにします。庶民的な魚である名残でしょうか。レシピサイトにもたくさんの投稿があるようです。

骨が細かいですが、身離れが良く、若魚であれば小骨の部分は食べても気になりません。

アイナメの捌き方

アイナメには側線が5本あります(後述)。この側線の鱗は取りづらいです。カナダワシを使ってゴシゴシこそぐ方法がやりやすいです。

先に書いた通り、クネクネと軟体動物のように柔らかいうえ、粘液が体表にまとわりついているので、ウロコを取るのは少しコツが要ります。ある程度の力を入れて、ゴシゴシと思い切り刮いでください。

鱗を取ったら普通に3枚におろしますが、細い骨を包丁で切ってしまわないように注意が必要であること意外、他の魚とやり方は同じです。

アイナメの特徴

雰囲気が“ヌメッとしている”ってことです。

見た目もそうだけど、触っても多少ヌルヌルしてます。さらに、骨が細い為かクネクネしているような触り心地もアイナメの特徴と言えるでしょう。

そう言った意味でも、同じカサゴ目に属しているカサゴのトゲトゲした感じとはだいぶ違いますね。背びれも針状になっていません↓。

あとカサゴなどよりも顔、目が全然小さい。要するにアイナメとカサゴは全く似ていないです。

アイナメは「側線」と呼ばれる感覚器官が体に5本もあります。普通、魚は1対(体側面、左右に一本ずつ)なのですが、それに比べるとだいぶ多いのです。

ちなみに側線というのは、水流や水圧の変化などを感じとる魚ならではの器官のこと。

下の写真をご覧ください。うっすらと線になっているのがわかりますかね。

これがアイナメの側線です。この2本と、反対側にもう2本、体の下(腹側)に1本の計5本の側線を持っています。

じゃあアイナメはそういう感覚が優れているのかというと、僕もよく知りません。詳しい人がいたら教えていただきたいです。

近縁種との違い

アイナメ科に属する魚でクジメというのがいますが、姿形がアイナメと非常に似ています。

見分け方は簡単で、アイナメの場合は、尾びれが下の写真のように綺麗な三角になっています。対してクジメは、少し丸くなっているので簡単に見分けることができます。

あと、先ほど書いた「側線」も、クジメは一対(左右の体側に1本ずつ)しかありませんので、見分けるポイントです。

側線ってパッと見では分かりづらいですが、じっくり観察すると体に走る線を発見することができるでしょう。

以上、今回は名前も値段も上品なお魚「アイナメ」の紹介でした。

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