【キントキダイ(金時鯛)の仲間】ホウセキキントキはどんな魚か

魚介類

キントキダイ(金時鯛)とは、「キントキダイ科キントキダイ属」の魚。

その仲間である「ホウセキキントキ(宝石金時)」という珍しい魚を今回は紹介したいと思います。

ホウセキキントキは、多くの人にとって未知の魚だと思いますが、実は食用魚で、むしろとても美味な魚でもあります。

一体どんな魚なのでしょうか?

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ホウセキキントキとはどんな魚?

ホウセキキントキは、キントキダイと同じ「キントキダイ科キントキダイ属」の魚。

一緒くたにして「キントキダイ」と呼ばれることも多く、知名度のかなり低い魚です。

キントキ(金時)は、「金太郎」のこと

キントキダイの名前の由来は非常に興味深いです。

この魚の、体の赤い色から「金時」の名がついたそうですが、そもそも「金時」とは、「坂田金時(さかたきんとき)」という人物のこと。

坂田金時は実在したとも、架空とも言われる人物で、古くから日本の芸能に多く登場して様々な物語を残しているそうです。

特に有名な物語が、坂田金時の幼少の頃を描いた「金太郎」。我々の世代だと、日本昔話や絵本で誰もが知っている物語ですよね。

某テレビCMの「三太郎」の一人として登場する金太郎も主役級の存在ですし、日本人にとってはあまりにも有名すぎる存在と言える金太郎。

日本の演劇「歌舞伎」でも、金太郎は「怪童丸」という名前で演じられ、その怪童丸が赤い衣装を身に付けていたことから、「金時」は「赤い」のイメージが定着し、キントキダイの名前の由来ともなったようです。

確かに、金太郎のイメージって、菱形の赤い前掛けしてますよね。先ほど書いた某CMをみても分かるでしょう。

「ホウセキキントキ」は、宝石のようだから

そして、よりいっそう赤く輝くのが、「ホウセキキントキ」の名前の由来。ルビーの宝石のように、色の綺麗な魚です。

このように、キントキダイはその体の色が語られがちですが、大きな目も、かなり際立っていて注意を引きます。

生きているときは、みる角度によって金色に光ったり赤い色になったり変化があるそうです。

特徴的な大きな目を由来とする地方名も存在し、「アカメ」や「キンメ」と呼ぶ地域もあるとか。ただし、「キンメダイ(金目鯛)」との繋がりはありません。

「金時」と「銀時」

坂田金時がいかに有名か分かるエピソードを一つ。

アニメ「銀魂」をみたことある人なら、薄々感づいているかもしれませんが、銀魂の主人公「坂田銀時」のモデルは坂田金時その人です。

現代において実写映画化されるほどの有名アニメにも、金太郎の影響があるということ。

逆に言えば、その超有名な「坂田金時」の名前を付けられるほど、特別視された魚だとも言えるのではないでしょうか。

ホウセキキントキは深海魚

大きな目は深海魚の特徴です。

水深400mの岩礁から、浅い海のサンゴ礁にまで生息域は広く夜行性。大きな目は夜目の為でもあるのかも。肉食性。

体長は最大でも30センチほどと、キントキダイの仲間たちは比較的小ぶりな個体が多いです。

相模湾以南で水揚げされますが、漁獲量は他の魚と比べて極端に少なく、また年々減少傾向にあるようです。沿岸域の底引き網などで獲られる魚。

国外での「キントキダイ」の扱われ方

ホウセキキントキを含む「キントキダイ」は、海外でも広く食されます。

英語名は「Red bigeye」。そのままですね。中国では「大目鯛」と書くそうです。

刺身で食べるのは、もちろん日本独自の文化ですが、煮付けにしたり焼き魚にしたり、非常に美味な魚であることは世界共通のようです。

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