アサリ(浅利)の砂抜きのやり方と長期保存の方法を共有します

市場のお魚たち

海の幸「アサリ(浅利)」は最高に美味な二枚貝です。

しかも、潮干狩りなどでも手軽に採取できるほど身近な貝で、われわれ日本人は太古の時代からアサリを食べてきました。まさに日本のソウルフードと言っても過言ではないでしょう。

そんなアサリは干潟などの砂泥地に住み、体内に砂を含んでいることがよくあります。

せっかくの美味しいアサリも、噛んで「ジャリッ!」となってしまうと台無しですよね。

今回は、そんなアサリの砂抜きをやり方を紹介していこうと思います。

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アサリ(浅利)の砂抜きのやり方と長期保存方法

アサリの砂抜きというのは、体内に蓄積された砂を除去して食べやすいようにする貝類に共通した下処理のこと。

しかし、砂やジャリを100%除去できるかというと、完璧ではありません。アサリの個体によっては、どうしても砂が残ってしまうこともあるでしょう。それでも、大抵の場合は砂を取り除くことができるので、アサリを食べる前には必ず砂抜きを行いましょう。

ということで、順を追って「アサリの砂抜きのやり方」を説明していきます。

最初にアサリの鮮度を見極めるところから。

次に、海水に近い塩水に浸したまま、生きたままの状態で冷暗所に安置すれば砂抜きは終了です。

なるべくアサリに対して負担のかからない環境を準備しましょう。

まず、アサリの「鮮度」を見極める

基本的には、アサリは生きたままで売られています。潮干狩り等で入手したアサリも当然生きていますよね。

砂抜きから料理に使うまで、基本的には生きている状態のアサリを使います。

そのため、少しでも元気なアサリを手に入れることは、後の砂抜きもキレイに行うことができますので、アサリは出来るだけ鮮度の良いものを入手しましょう。

ただ、アサリは生きているのか死んでいるのか、見ただけではよく分からない生き物です。詳しくは後述しますが、間違いなく鮮度の良いものは以下の特徴があります。

  • 薄く開いた口から管を出して、ニョロニョロと動き回っている個体がたくさんいる。

アサリを一個だけ買うってケースは、あまり無いですよね。

売り場のアサリ一粒一粒が、上記のような状態を多く保っているのであれば即買いましょう。鮮度が良いことは間違いないです。

しかし、上記のように分かりやすい特徴があれば判別も簡単につきますが、口をしっかり閉じているアサリは見極めが困難です。

もう少し詳しいアサリの見分け方は後述していますので参考にしてください。

さて、購入したアサリは、できればお店から貰った塩水に浸した状態で持ち帰りましょう。潮干狩りの場合は、獲れた場所の海水に浸して持ち帰ります。

さらに、潮干狩りの場合は、アサリが住んでいた場所の海水を後ほど砂抜きに使うことができますので、アサリの量にもよりますが300〜1000mlくらい余分に持ち帰ると良いですよ。

砂抜きに適した塩水を準備する

鮮魚店などで購入したアサリを砂抜きするための塩水を準備します。

ポイントは次の通り。

  1. 水道水を丸1日、ボールやバットに溜めて冷蔵庫内で冷やしておく
  2. 水の量はアサリを平らに並べて頭が少し出るくらいの量
  3. 塩分は水の量の3%
  4. ハチミツを2、3滴混ぜる
  5. アサリが重ならないような平たい容器を使い、フタも準備する
  6. アサリの吐いた砂が沈殿するように網をかます

以上、6つのポイントを踏まえて用意した塩水が下の写真のような感じ。

この状態で塩を溶かせば、あとはアサリを入れるだけ

水道水を丸1日、冷蔵庫内に置くことでカルキが抜け、かつ水温を低めに保って置くことができ、アサリにとっては環境変化が少なくなります。

僕の経験上、カルキが抜け切らないままでも、また水温が高めの状態でも、元気なアサリであれば、ちゃんと砂を吐く活動をしてくれますが、よりアサリに低負担の環境を作るには、カルキを抜いて水温を低めに保った方が良いでしょう。

アサリを塩水に入れて冷蔵保存

用意した塩水にアサリを入れて、重ならないように丁寧に並べてください。

頭を水から少し出してあげることで、より活発に砂吐きの行動を取ります。

アサリが重ならないような容器を準備し、勢いよく水を吐いて周囲に水が飛び散らないように蓋も被せることも忘れずに。

さらに、吐いた砂を再び吸い込まないように、網を下に敷く等してアサリを浮かせて置くのもポイントです。

また必須ではありませんが、ハチミツを少し入れるとアサリを調理した時に旨味が増しますので、余裕があれば試してみると良いですよ。

以上のポイントを加味してアサリを塩水に浸した状態が下の写真。

この上に蓋をかぶせ、冷蔵庫で丸一日、静かに安置してください。

翌日、入れ物の底には砂やらゴミやらたくさん出ていれば、砂抜きは成功です。

この通り、アサリの砂抜きに使用した塩水は、砂やゴミ、アサリの排泄物なのでカナり汚れています。

アサリの長期保存方法

砂抜きを終えたアサリは、そのまま塩水に漬けた状態の冷蔵保存で1〜2日ほど生存します。

アサリを入れる塩水は、砂抜き後に取り替えた方が良いでしょう。

アサリの状態によって、1日で死んでしまうもの、3日以上生きるもの、寿命はまちまちです。

砂抜き後はすぐに調理して食べることが望ましいですが、もしそうできない場合は、冷凍保存しましょう。

水を切ったアサリをジップロックなどに入れて、そのまま冷凍室に入れるだけなので簡単です。1週間以上保存でき、使うときは解凍せず、そのまま鍋で煮たりフライパンで焼いたりすればOKです。

アサリの砂抜きは食べる前に必ずやろう!

先ほども書いたように、砂抜きで完璧にアサリが綺麗になるかというと、そうでは無い場合もあります。

しかし、多くの場合はゴミや砂を取り除くことができるので、砂抜きは必ず行いましょう。

以上、アサリの砂抜きの紹介でした!

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