悪魔の実キタ!!
ということで漫画に出てきそうなこの物体。
何かと言うと、ドラゴンフルーツまたはピタヤと呼ばれる、南国系の果物です。
人生で3回くらいしか食べなさそうな食材ですね。
見た目からしてワンランク上の珍食材っぽいので、食べ方や味などを軽く紹介してみたいと思います。
ちなみに念の為に書いておくと、食べてもカナヅチにはなりません。
ドラゴンフルーツの切り方と食べ方
ドラゴンフルーツ。またの名をピタヤ。
「フルーツ」であるならば、ファンタジーすぎる形でも切り方と食べ方の想像は付くものです。
そう、フルーツは皮を剥いて中の果肉を食べるのが基本中の基本。種はフルーツによって、そのまま食べれたり食べられなかったりしますが。
まず基本にのっとり、ドラゴンフルーツの切り方を説明します。
ドラゴンフルーツの切り方



他の切り方もあるかもしれませんが、シンプルに上の写真のようにカットするのがオススメ。
- 切る前に水で洗う
- 皮ごと半分にカット
- さらに「くし形」にカット
- 果肉と皮の間に包丁を入れて切り離す
- 果肉を食べやすい大きさにカット
手順はこれだけです。思ったよりも簡単。
皮は見た目ほど堅くありません。
ドラゴンフルーツの食べ方
食べ方はシンプルに。カットした果肉をそのまま食べましょう。
黒いツブツブ何?と思いますが、これは種でそのまま食べれますので心配いりません。
いくつか食べ方のバリエーションも紹介。
- スムージー
- ドレッシング
- サラダにトッピング
- デザートにトッピング
全てオーソドックスなドラゴンフルーツの食べ方です。
すり潰すかカットするか違いはあれど、基本は生のまま食べます。どちらの食べ方でも果肉の種が見栄えがするので、一気に料理のグレードが上がること請け合いです。
味はサッパリ系でおいしい
南国系のフルーツと聞くとコッテリ甘いのかと思いきや、意外とさっぱりとしていて、ほのかな甘みと酸味が感じられます。
見た目からは拍子抜けするくらいあっさりした味、食感はキウイフルーツと似ていますが、やや繊維っぽいと感じるかもしれません。
種はそのまま食べられるので、ツブツブとした食感を感じられるのもおもしろいです。
と、ここまで書くと非常に美味しそうですが、独特の青臭さみたいなものはあります。
例えば、パパイヤとかマンゴーにも独特の味ってありますよね。
それらと味が似てるってことではなく、ドラゴンフルーツにも表現しがたい「独特の味」があるということ。
ただし、青臭さは僅かに感じる程度なので、食べづらいほどではありません。
サラダにもデザートにも合わせやすい味です。
本場はもっと甘い?
日本に入ってくる輸入物のドラゴンフルーツは、長持ちさせるように未熟な状態で入ってくるものがほとんどだそう。
収穫後に糖度が増すことがないフルーツのため、本場海外で食べるよりも、あっさりとしているらしいです。
完熟した物はもっと甘くてトロピカルな味なのかもしれません。
国産のドラゴンフルーツもあるそうなので、輸入物ではなく国産を選んだ方が良いのかも。
ドラゴンフルーツの種類いろいろ
本記事で写真でも紹介しているのは、果肉が白い「ホワイトピタヤ」。
他にも果肉が赤い「レッドピタヤ」や黄色の「イエローピタヤ」があり、味も微妙に異なるようです。
レッドピタヤはこういうの。
これは国産(沖縄)なので、輸入物よりも美味しいかもしれませんね。
ちなみに「ピタヤ」とは、冒頭でも書いてますがドラゴンフルーツの別名です。
ドラゴンフルーツは栄養たっぷり
ドラゴンフルーツは栄養たっぷりです。
特筆すべきは何と言っても食物繊維でしょう。同じ南国系のフルーツ「バナナ」の60倍以上と言われています。
カロリーは一個あたり130kcalほど。
カリウムやマグネシウムや鉄分と言ったミネラル類、葉酸、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カロチンなどのビタミン類。さらにポリフェノールやアントシアニン等の抗酸化物質まで含まれています。
味、栄養、食べやすさの点で、朝に食べたいフルーツですね。