秋刀魚(サンマ)を全部食べる!レシピ7選!

料理レシピ

秋刀魚(サンマ)は日本人の心だとまでは言いませんが、秋刀魚(サンマ)がこの世から居なくなったら多くの人が悲しむでしょう。

一昔前は溢れるように秋刀魚がお魚屋さんに並んでいた時期もありましたが、年々漁獲量は減り続けているそうです。

その昔、今日も秋刀魚、明日も秋刀魚なんて、夢のような献立が現実に存在していたのでしょうか。

漁業関係者はともかく、一般家庭では頻繁に食卓に秋刀魚が登場することはあり得ないでしょう。

秋刀魚が溢れるかつての季節を夢みて、秋刀魚の食べ方を考えてみました。

  • コンフィ
  • 丸干し(干物)
  • 塩焼き
  • 蒲焼き
  • 炊き込みご飯
  • 秋刀魚のパスタ
  • レンジでアレンジ!さらに冷凍保存も。

秋刀魚を食べまくれる未来の秋を夢見て。

秋刀魚(サンマ)を毎日食べる!7日分のレシピ

年々、漁獲量が減り続けている秋刀魚です。サンマの寄生虫リスクについても別記事で詳しく書いています。

この先の未来もずっと安定して食べられることを祈るばかりですが・・。

毎日食べることを想定して日替わりレシピを7つ、紹介してみます。

秋刀魚は毎日食べると健康に悪いとする説も。秋のサンマは脂が乗ってて美味しい反面、食べ過ぎには注意しましょう。

深めのフライパンで作る「秋刀魚のコンフィ」

保存食作りの目的も兼ねて、秋刀魚のコンフィを作ります。時間はかかるけど簡単にできる料理です。

出来上がり後、1日寝かせて食べる方が美味しいです。

後述するパスタの具材としても使えますし、1尾丸ごとを頭と骨がついたまま、フライパンで焼き色をつけてお皿に盛りつければ、頭から尻尾まで柔らかく食べることができますよ。

コンフィに使ったオイルに浸したまま低めの温度に設定した冷蔵庫で1週間は軽く保存可能。また、オイルから取り出した身を冷凍することもできます。解凍することによる状態の変化も、生の状態より格段に少ないです。

秋刀魚の干物

コンフィと同じく、保存食としての役割もある丸干し(干物)を紹介します。

こちらも時間はかかりますが簡単。ただし、冷蔵庫内は匂いが充満します。

  1. 塩分量5〜9パーセントくらいの塩水を用意し、サンマを丸ごと漬ける。
  2. そのまま冷蔵庫で半日〜1日おき、取り出したら網目のバットなどにサンマを乗せて冷蔵庫へ。水が垂れるので、受け皿などの工夫をする。
  3. 1日〜5日ほど放置すれば完成!

塩分量と冷蔵庫内での乾燥具合は、作る人の好みです。はじめに塩分量5パーセントくらいで初めて、冷蔵庫内で半日ごとに様子をみて(時には食べてみたりして)、その後、塩分量や乾燥時間を調整してみると良いですよ。

はじめはプロの一品を参考にしてみても良いと思います。

グリルで塩焼き(七輪と秋刀魚皿があればなお良し!)

原点にして頂点、塩焼き登場です。

ぶっちゃけ、こうするのが一番美味いです。笑

もはや説明不要。

秋刀魚の塩焼きを盛り付ける為のサンマ専用とも言うべき「秋刀魚皿」があればより一層美味しくいただけます。

七輪で焼くのも憧れますよね。煙や匂いなどハードルは高いですが、キャンプ、釣りなどのアウトドアでは意外と利用する人は多いです。

でも、家庭用コンロのグリルでも十分。七輪とグリル、焼き加減がどちらも同じなら、出来上がりはそう違わないでしょう。

強いて言うなら七輪の方が香りが良いかな?くらいです。あとは完全に雰囲気。

フライパンで簡単「秋刀魚の蒲焼き」

秋刀魚の開き(処理方法は後述)を準備します。

  1. 頭と尻尾は除去し、フィレの状態にする。
  2. 小骨は抜かなくても大丈夫だと思いますが気になりそうなら骨抜きで除去。
  3. 小麦粉をまぶし、フライパンを熱する。
  4. サラダ油を引いて皮目から焼き始める。
  5. 色よく焼き目がついたら取り出して一口大に適宜カット。
  6. タレ(醤油:4みりん:2酒:2砂糖:1)をフライパンに入れ煮詰める
  7. とろみがついたら5でカットした秋刀魚を投入。タレと絡めて完成!

秋刀魚の炊き込みご飯

家庭用コンロについている、魚焼き用グリルを使います。米2号に対し、秋刀魚2尾(大きかったら1尾)

  1. 米を炊くためのだし汁を準備する(市販の固形のものを溶かす等で良い)。醤油と酒を加えるので少なめに。
  2. 秋刀魚を丸のまま、両面に塩を降ってグリルで10分ほど焼いて焼き目をつける。
  3. アツアツの秋刀魚、中骨をとってほぐし身に。頭、尻尾は細かく刻むと食べれるし、内臓系も軽く刻んで混ぜれば味に奥行きが。でも気になる人は取り除く。
  4. 普通にご飯を炊く要領で、炊飯ジャーに3の秋刀魚ほぐし身と醤油大1、酒大1、しょうが一欠片を入れてスイッチON!
  5. 薬味を準備する。小ねぎ、または普通の白ネギでも良い。細かくパラパラとなるくらいの大きさでカットしておく。ゴマ、海苔もあればなお良い。
  6. ご飯が炊けたら、具材と米を軽く混ぜてある程度均一にし、茶碗に盛る。薬味などをふりかけて完成!

イタリアンにも合う!秋刀魚のパスタ

秋刀魚のパスタには、初日に作った「秋刀魚のコンフィ」を使います。

コンビニなどで売っている乾燥パスタを、袋に書いてあるレシピ通りに作ります。

茹でたパスタをフライパンで和えるとき、秋刀魚のコンフィをぶつ切りにしたものを加えるだけです。塩味や醤油などを少量加えて味を整えれば、完成です。

具材は何でも良く、手近にある玉ねぎやナス、トマト、茹でて柔らかくしたキュウリなんてのも面白いかもしれません。

レンジでアレンジ!冷凍方法も紹介

煮物系の料理はレンジでも作ることができます。

サンマを開いたものを用意し、ル・クルーゼのようなシリコン素材の容器に秋刀魚と調味料を入れ、生姜などを加えたら一緒にチンするだけです。500W5分加熱し、軽く混ぜてさらに5分加熱するだけ(グツグツと煮立っていないようなら、さらに3〜5分)。

器に移し、白髪ねぎや小ねぎ、白ゴマなどの薬味を加えれば完成です。

一人暮らしの友「秋刀魚の缶詰」は常備した方が良い

秋刀魚缶があれば、たいてい何とかなります。

忙しい時でもご飯を炊くだけで贅沢な食卓になるでしょう。

なお、栄養価の高い秋刀魚は離乳食にも使えます。

生後9ヶ月からの秋刀魚の離乳食を試してみてはいかがでしょうか。

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