【閲覧注意】カサゴの卵に寄生虫?正体はフィロメトラかもしれません

ウッカリカサゴ魚介類

魚市場にて、ウッカリカサゴという嘘みたいな名前の魚を仕入れたところ、卵巣にちょっとした異常を発見。

調べたところ、案の定「寄生虫」でした。

なかなかエゲツない画像なので、苦手な方は見ない方が良いかも。

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カサゴの卵に寄生虫?それフィロメトラかも

海産物を取り扱っていると避けて通れないのが「寄生虫」との出会いです。

人体に影響のある寄生虫もいますが、無害なヤツも多く、食材を紹介する中でそれらをタブーとせず紹介するスタイルでブログを書いています。

とは言え、今回の寄生虫はかなりヤバめ。苦手な人は本当に見ない方が良いです。

ウッカリカサゴとは(カサゴとの見分け方)

本題に入る前に、先にウッカリカサゴという魚について軽く紹介しておくことにします。

ちなみに、「ウッカリカサゴ」は通称とかではなくちゃんとした標準和名で、名前の由来は「うっかり、カサゴと間違いがちだから」というストレートすぎる理由。この2種の見た目がとてもよく似ていることを表していますね。

そんなウッカリカサゴは、「メバル科カサゴ属」の海水魚で、食材としてだけでなく根魚として釣りの対象魚でもあるそうです。

カサゴとは親戚みたいな関係ですが、ウッカリカサゴの方がやや大きいサイズで、明るめの体色であることが多いと思います。ただし、体色に関しては個体によってけっこう違いがあるので、両者の見分け方は斑紋の鮮明さで区別します。

斑紋が背びれの方までくっきりしていればウッカリカサゴ

食材としては、カサゴの高級魚化に引っ張られたのか、ウッカリカサゴも高値で取引されるように思います。とは言え、カサゴよりはやや安価。

また、認知度もそれほどなく、流通量は多くありません。

でも、個人的には両者の味はそんなに変わらない気が。

寄生虫フィロメトラ

さて、そんなウッカリカサゴを処理していた時に発見した、問題の寄生虫を紹介しましょう。

くどいようですが、食欲が一気に失せるほどの閲覧注意画像ですのでご注意ください。

下の画像は、ウッカリカサゴの卵巣です。本来、クリーム色なのに、明らかにおかしい色なので異変に気付きました。

つまり、卵巣の中で「フィロメトラ」なる寄生虫が大量に繁殖していたということ。

個人的にはかなりショックを受けた光景でしたが、これも自然の摂理だと考えれば見たまんま受け入れざるを得ないのかもしれません。

とにかく、少しでもショックを和らげる為にも、フィロメトラなる寄生虫について調べた情報を共有しておきます。

寄生虫「フィロメトラ(Philometra)」とは

wikipediaにると、「フィロメトラ」は線虫に属す生物のことで、世界中に分布し、様々な種類の魚を最終宿主とする寄生虫だそう。

細かく見れば取り付く魚によって大きさや色が違うようで、どうやら色んな「フィロメトラ」がいるようですね。

カイアシ類を中間宿主とし、それらを食べた魚に最終的に寄生する奴ら。

つまり、人間には寄生しません。さらに言えばヒトが食べても無害とのこと(万が一にも食べたいとは思いませんが。)

ライフサイクルを大まかに説明すると、フィロメトラの幼虫に寄生されたカイアシ類を魚が食べ、その魚の体内に寄生したフィロメトラは最終的には宿主の皮膚を壊し、その際に生きている幼虫が外へ放出されます。そしてその幼虫はカイアシ類へ、という流れみたいです。

フィロメトラは最終宿主の体外へ出る時に傷を作りますが、後に魚の傷は治癒して傷跡は残らないそうです。フィロメトラに限らず、寄生虫と宿主の関係はだいたい似たようなものですね。

ただ、最終宿主は衰弱したり成長不良が起きたりするみたいですが。

「アニサキス」にはご注意を

同じ線虫に属するアニサキスという寄生虫には注意が必要です。人間の体内に入ってしまうと「アニサキス症」という食中毒を引き起こすからです。

今回の記事で紹介したフィロメトラは食べても無害とのことですが、とは言え「うっかり」食べたくはないですね。

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