魚介のことわざ(慣用句)一覧

魚介の豆知識
  1. 魚介のことわざ(慣用句)を集めてみた
    1. ア行
    2. カ行
    3. サ行
    4. タ行
    5. ナ行
    6. ハ行
    7. マ行
    8. ヤ行
    9. ラ行
  2. 魚介のことわざ、慣用句、言い回しの意味
    1. 秋の秋刀魚は孕み女に見せるな
    2. 網代の魚
    3. 網心あれば魚心
    4. 網、呑舟の魚を漏らす
    5. 網にかかった魚
    6. アラを探す
    7. 慌てる蟹は穴に入れぬ
    8. 生簀の鯉
    9. 鮟鱇の待ち食い
    10. 磯の鮑の片思い
    11. イカサマ
    12. 烏賊の甲より年の功
    13. 磯のカサゴは口ばかり
    14. いつも柳の下に泥鰌はおらぬ
    15. 鰯網で鯨を捕る
    16. 鰯で精進落ち
    17. 鰯の頭も信心から
    18. 鰯も七度洗えばタイの味
    19. 鰯のたとえに鯨
    20. 魚心あれば水心
    21. 魚と水
    22. 魚のかかるは甘餌による
    23. 魚の木に登るが如し
    24. 魚の釜中に遊ぶが如し
    25. 魚の水に離れたよう
    26. 魚の目に水見えず
    27. 魚は江湖に相忘る
    28. 魚は鯛
    29. 魚を争う者は濡る
    30. 魚を得て荃を忘る
    31. 内の鯛より隣の鰯
    32. 鰻のぼり
    33. 海魚腹から川魚背から
    34. 海濶くして魚の踊るに委す
    35. 嬰児の貝を以て巨海を測る
    36. 淵中の魚を知る者は不祥なり
    37. 蝦踊れども川を出でず
    38. 海老で鯛を釣る
    39. 沖のハマチ
    40. 及ばぬ鯉の滝登り
    41. 貝殻で海を測る
    42. 蟹穴主義
    43. 蟹の念仏
    44. 蟹の横這い
    45. 蟹は甲羅に似せて穴を掘る
    46. 木に縁りて魚を求む
    47. 金魚のフン
    48. 魚腹に葬らる
    49. 腐っても鯛
    50. 愚痴をこぼす
    51. 水母の風向かい
    52. 鯉の滝登り
    53. 香餌の下必ず死魚あり
    54. コチの頭には姑の知らぬ身がある
    55. ゴマメの歯ぎしり
    56. 魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ
    57. 雑魚の魚交じり
    58. 五月の鯉の吹き流し
    59. 鯖の生き腐れ
    60. サバを読む
    61. 猿の水練、魚の木登り
    62. 3月ヒラメは犬をも食わぬ
    63. 秋刀魚が出ると按摩が引っ込む
    64. 水魚の交わり
    65. 俎上の魚
    66. 俎上の魚江海に移る
    67. その手は桑名の焼き蛤
    68. 大魚は小池に棲まず
    69. 大魚を逸する
    70. 鯛なくば狗母魚
    71. 鯛の尾よりイワシの頭
    72. 鯛も一人はうまからず
    73. 鯛もヒラメも食うたものが知る
    74. 鯛やヒラメの舞い踊り
    75. 高い舟借りて安い小魚釣る
    76. 蛸は身を食う
    77. 田作りも魚のうち
    78. 鱈腹
    79. 池魚の殃
    80. 池魚籠鳥
    81. 沈魚落雁、閉月羞花
    82. 月夜の蟹
    83. 釣った魚に餌はやらぬ
    84. でたらめ
    85. 轍鮒の急
    86. 泥鰌の地団駄
    87. 魚の真似する目高
    88. とどのつまり
    89. 土用のタコは親にも食わすな
    90. 泥に酔った鮒
    91. 呑舟の魚
    92. 呑舟の魚は枝流に游がず
    93. 呑舟の魚蕩して水を失えば則ち螻蟻に制せらる
    94. 夏のサザエは口ばかり
    95. ナマコにワラ
    96. 逃がした魚は大きい
    97. 塗り箸でナマコを挟む
    98. 猫が肥えれば鰹節がやせる
    99. 猫に鰹節
    100. 猫の魚辞退
    101. ハゼの針では鯛は釣れぬ
    102. 畑にハマグリ
    103. 蛤で海をかえる
    104. ハモも一期、エビも一期
    105. 干潟の鰯
    106. 左ヒラメに右カレイ
    107. ひっぱりだこ
    108. 瓢箪で鯰を押さえる
    109. 不善人といる飽魚の肆にいるが如し
    110. 淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず
    111. ヒラメ人間
    112. 河豚食う馬鹿食わぬ馬鹿
    113. 河豚にもあたれば鯛をあたる
    114. 河豚は喰いたし命は惜しい
    115. 鮒の仲間には鮒が王
    116. 蛇に足無し魚に耳無し
    117. まな板の鯉
    118. 水心あれば魚心
    119. 水清ければ魚棲まず
    120. 水積もりて魚集まる
    121. 水広ければ魚大なり
    122. 水を得た魚
    123. 水を離れた魚
    124. 麦の穂がでたら浅蜊を食うな
    125. 目からウロコ
    126. 目高も魚のうち
    127. 山に蛤を求む
    128. 山の芋鰻とならず
    129. 茹でガエル
    130. 茹でダコ
    131. 魯魚の誤り

魚介のことわざ(慣用句)を集めてみた

ア行

カ行

  • 貝殻で海を測る
  • 蟹穴主義
  • 蟹の念仏
  • 蟹の横這い
  • 蟹は甲羅に似せて穴を掘る
  • 木に縁りて魚を求む
  • 金魚のフン
  • 魚腹に葬らる
  • 腐っても鯛
  • 愚痴をこぼす
  • 水母の風向かい
  • 鯉の滝登り
  • 香餌の下必ず死魚あり
  • コチの頭には姑の知らぬ身がある
  • ゴマメの歯ぎしり

サ行

  • 魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ
  • 雑魚の魚交じり
  • 鯖の生き腐れ
  • サバを読む
  • 五月の鯉の吹き流し
  • 猿の水練、魚の木登り
  • 3月ヒラメは犬をも食わぬ
  • 秋刀魚が出ると按摩が引っ込む
  • 水魚の交わり
  • 俎上の魚
  • 俎上の魚江海に移る
  • その手は桑名の焼き蛤

タ行

  • 大魚は小池に棲まず
  • 大魚を逸する
  • 鯛なくば狗母魚
  • 鯛の尾よりイワシの頭
  • 鯛も一人はうまからず
  • 鯛もヒラメも食うたものが知る
  • 鯛やヒラメの舞い踊り
  • 高い舟借りて安い小魚釣る
  • 蛸は身を食う
  • 田作りも魚のうち
  • 鱈腹
  • 池魚の殃
  • 池魚籠鳥
  • 沈魚落雁、閉月羞花
  • 月夜の蟹
  • 釣った魚に餌はやらぬ
  • 釣り落とした魚は大きい
  • 出鱈目
  • 轍鮒の急
  • 泥鰌の地団駄
  • 魚の真似する目高
  • とどのつまり
  • 土用のタコは親にも食わすな
  • 泥に酔った鮒
  • 呑舟の魚
  • 呑舟の魚は枝流に游がず
  • 呑舟の魚蕩して水を失えば則ち螻蟻に制せらる

ナ行

  • 夏のサザエは口ばかり
  • ナマコにワラ
  • 逃した魚は大きい
  • 塗り箸でナマコを挟む
  • 猫が肥えれば鰹節がやせる
  • 猫に鰹節
  • 猫の魚辞退

ハ行

  • ハゼの針では鯛は釣れぬ
  • 畑にハマグリ
  • 蛤で海をかえる
  • ハモも一期、エビも一期
  • 干潟の鰯
  • 左ヒラメに右カレイ
  • ひっぱりだこ
  • 瓢箪で鯰を押さえる
  • ヒラメ人間
  • 河豚食う馬鹿食わぬ馬鹿
  • 河豚にもあたれば鯛にもあたる
  • 河豚は喰いたし命は惜しい
  • 淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず
  • 不善人といる飽魚の肆にいるが如し
  • 鮒の仲間には鮒が王
  • 蛇に足無し魚に耳無し

マ行

  • まな板の鯉
  • 水清ければ魚棲まず
  • 水心あれば魚心
  • 水積もりて魚集まる
  • 水広ければ魚大なり
  • 水を得た魚
  • 水を離れた魚
  • 麦の穂がでたら浅蜊を食うな
  • 目からウロコ
  • 目高も魚のうち

ヤ行

  • 矢鱈
  • 山に蛤を求む
  • 山の芋鰻とならず
  • 茹でダコ

ラ行

  • 魯魚の誤り

魚介のことわざ、慣用句、言い回しの意味

秋の秋刀魚は孕み女に見せるな

あきのさんまははらみおんなにみせるな

意味

秋の秋刀魚は脂肪が強すぎて妊娠中の女性には毒になるという意味。

網代の魚

あじろのうお

意味

絶体絶命で逃れようのないことのたとえ。「網代」は簀(す)を組み合わせて作る魚を捕獲するための仕掛け。「簀(す)」は、竹やアシを編んで作るむしろのこと。

網心あれば魚心

あみごころあればうおごころ

意味

相手の出方次第でこちらにも応じ方がある。相手が自分に思いをかける心があれば、それに応ずる心があるということ。

網、呑舟の魚を漏らす

あみ、どんしゅうのうおをもらす

意味

法の規制が及ばず、大悪人を取り逃してしまうことの例え。網の目が粗いため舟を呑むほどの大魚をにがしてしまうことから。

網にかかった魚

あみにかかったうお

意味

逃れようにも逃れられない状態のこと。

アラを探す

意味

他人の欠点やミス、誤りを見つけてケチをつけることで、魚をおろした時に残る、アラ(頭、尾、骨など)の間についている僅かな肉をほじくり食べる様子から転じた。粗探し。

慌てる蟹は穴に入れぬ

あわてるかにはあなにはいれぬ

意味

何事も慌てたり焦ったりすると失敗することのたとえ。

「慌てる蟹は穴の口で死ぬ」という別の言い回しもある。

生簀の鯉

いけすのこい

意味

自由を束縛されていることのたとえ。または死が待ち受けている運命のたとえ。「生け簀」と書く場合もある。

鮟鱇の待ち食い

あんこうのまちぐい

意味

働かずに利を得ようとすることのたとえ。アンコウが大きな口を開けて目の前を通った獲物を動かずに捕食する様子から。

磯の鮑の片思い

いそのあわびのかたおもい

自分が恋しく思いを寄せるばかりで、相手は何とも思ってくれないこと。アワビは一枚貝でありピタリと合わさる二枚貝でないことから。

アワビの下処理方法はこちら。

イカサマ

意味

さもそのように見える、いかにも本物らしいといった意味で、まがい物あるいは偽物ということ。

語源は諸説あり、イカ(烏賊)は餌いらず色々な方法で釣れることから説、「イカ墨」で書かれた証文が時間とともに消えてしまうことから説、「如何様」と書き、いかようにも見えるという意味から説で、最後が有力とされている。

烏賊の甲より年の功

いかのこうよりとしのこう

意味

イカの甲は役に立たないが、年功は積めば積むほど役に立つということ。年長者の経験を軽んじてはならないという文脈で使われる。

「イカの甲」は体の真ん中を通る軟骨のこと。イカ類の体の特徴記事で解説しています。

【謎のプラスチック】イカの摩訶不思議すぎる体の構造を解説!
イカの摩訶不思議な体を細かく紹介していきます。

磯のカサゴは口ばかり

いそのかさごはくちばかり

意味

笠子(カサゴ)は大きな口の割に歩留まりが悪い(食べられる身が少ない)ことから、口先ばかりで実行力が伴わないことを意味する。

いつも柳の下に泥鰌はおらぬ

いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ

意味

柳の下で一度ドジョウを捕まえたことがあったとしても、いつもそこにドジョウがいるとは限らない。転じて、一度うまくいった事があったとしても再現性があるとは限らないという意味。

鰯網で鯨を捕る

いわしあみでくじらをとる

意味

思いがけない幸運や収穫を得たりすることの例え。または、あるはずのないことのたとえ。

鰯で精進落ち

いわしでしょうじんおち

意味

せっかくの努力がつまらないことで台無しになることのたとえ。また、長い間の努力が十分に報われないこと。

鰯の頭も信心から

いわしのかしらもしんじんから、いわしのあたまもしんじんから

意味

一旦信じてしまえば、どんなものでもありがたく思えるということ。

鰯も七度洗えばタイの味

いわしもななどあらえばたいのあじ

意味

大衆魚である鰯は生臭いが、よく洗えば鯛のように美味しくなるという意味。転じて、ごく平凡な人間でも、よく磨けば能力を発揮できるようになるということ。

鰯を何度も洗えば美味しくなるといのは実際は違うと思う。大事なのは鮮度と生育状態、時期が味に大きく影響する。

鰯のたとえに鯨

いわしのたとえにくじら

意味

小さなことを説明するのに、極端に大きな例を挙げること。

魚心あれば水心

うおごころあればみずごころ

意味

相手が好意を示せば、こちらも好意を持つ。先方の気持ち次第で、こちらの態度も決まる。

逆に「水心あれば魚心」とする場合もある。意味は逆にならず同じ意味。

魚と水

うおとみず

意味

切っても切れない非常に親しい関係のたとえ。逆に「水と魚」とする場合もある。

魚のかかるは甘餌による

うおのかかるはかんじによる

意味

用心深い魚もうまい餌にだまされて捕らえられる。人間も利欲に目がくらんで失敗するもの。

魚懸甘餌(ぎょけいかんじ)。

魚の木に登るが如し

うおのきにのぼるがごとし

意味

魚が木に登ろうとするように、不可能なことをしようとする例え。

魚の釜中に遊ぶが如し

うおのふちゅうにあそぶがごとし

意味

危険が迫っていることも知らずにのんきにしていることの例え。また、死が迫っていることの例え。

やがて煮られることも知らず魚が釜の中をのんびり泳いでいることから。単に「釜中の魚」ともいう。

魚の水に離れたよう

うおのみずにはなれたよう

意味

水から出た魚のように、頼りを失ってどうすることもできないことの例え。

魚の目に水見えず

うおのめにみずみえず

意味

自分の身近なものの価値には気がつきにくいことの例え。

「魚の目に水見えず人の目に空見えず」というロングバージョンもあり、意味は同じ。

魚は江湖に相忘る

うおはこうこにあいわする

意味

魚が、水の多い川や湖で水の存在を忘れて無心に遊泳しているさま。何にもわずらわされず自然のままに悠々と生きることのたとえ。

魚は鯛

うおはたい

意味

魚の中では鯛が最上であるということ。転じて、同種類の最上のものを指す。

魚を争う者は濡る

うおをあらそうものはぬる

意味

利を得ようとして争えば、それ相応の苦労を強いられることを覚悟せよ、という教え。他人と魚を奪い合えば必ず濡れることから。

魚を得て荃を忘る

うおをえてうえをわする

意味

目的を達成してしまうと、それに貢献したものの功労は忘れてしまうという例え。「荃」は「うけ」とも言い、魚を捕るための道具。

内の鯛より隣の鰯

うちのたいよりとなりのいわし

意味

自分の持っているものより、他人の持っているものの方が良いものに見え、うらやましく思うということ。

鰻のぼり

海魚腹から川魚背から

うみうおはらからかわうおせから

海の魚は腹から、川の魚は背から裂くのが良いということ。魚を捌くときに包丁を入れる順番を示した先人の教え。

「海腹川背」という言葉は、魚を焼く順番を示したもの。海の魚は脂が多いので腹(身)から、川魚は背(皮目)から焼いたほうが良いとする教え。反対の意味で使われる「海背川腹」という言葉もある。

海濶くして魚の踊るに委す

嬰児の貝を以て巨海を測る

淵中の魚を知る者は不祥なり

蝦踊れども川を出でず

海老で鯛を釣る

えびでたいをつる

意味

わずかな元手や労力で大きな利益を得ることのたとえ。略して「海老鯛(えびたい)」とも。感じは「蝦(えび)」を使う場合もある。

同じ意味の言い回しに複数のバリエーションがある。

「蝦蛄(しゃこ)で鯛を釣る」、「雑魚(ざこ)で鯛を釣る」、「飯粒(めしつぶ)で鯛を釣る」、「麦飯(むぎめし)で鯛を釣る」、「鼻糞(はなくそ)で鯛を釣る」など。

沖のハマチ

及ばぬ鯉の滝登り

およばぬこいのたきのぼり

意味

いくら努力しても自分の目的を達成できる見込みのないこと。

高望みの恋(こい)に鯉を掛けて使われることが多々ある。

貝殻で海を測る

蟹穴主義

蟹の念仏

蟹の横這い

蟹は甲羅に似せて穴を掘る

木に縁りて魚を求む

金魚のフン

魚腹に葬らる

ぎょふくにほうむらる

意味

海や川で水死するたとえ。魚の餌となりその腹に葬られるとの意。

腐っても鯛

愚痴をこぼす

水母の風向かい

鯉の滝登り

香餌の下必ず死魚あり

コチの頭には姑の知らぬ身がある

ゴマメの歯ぎしり

魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ

さかなはとのさまにやかせよもちはこじきにやかせよ

意味

人は向き不向きがあるので、しっかりと適した者を選べというたとえ。

魚はゆっくり火を通したほうが良いので殿様のようにおっとりした人が適しており、餅は何度もひっくり返しながら焼くほうが良いので乞食のようにがつがつした人が適しているとの意。

「餅は乞食に焼かせよ魚は殿様に焼かせよ」とも言う。

雑魚の魚交じり

ざこのととまじり

意味

小物が大物の仲間入りをしていること。また、身分や能力にふさわしくない地位に就くことのたとえ。雑魚が大きな魚の中に入り混じっていることから。

同じ意味で「鱓(ごまめ)の魚交じり」や「蝦(えび)の鯛交じり」の言い回しもある。

五月の鯉の吹き流し

さつきのこいのふきながし

さっぱりとして心にわだかまりのないたとえ。端午(たんご)の節句に立てる鯉のぼりには腹わたがないことから。

「江戸っ子は五月の鯉の吹き流し」のバリエーションもある。江戸っ子は、口では荒っぽいことを言っても腹の中はさっぱりしていることを表した言い回し。かつての江戸っ子のきっぷの良さが伺える言葉。

鯖の生き腐れ

サバを読む

猿の水練、魚の木登り

さるのすいれん、うおのきのぼり

意味

検討違いのことをするたとえ。

3月ヒラメは犬をも食わぬ

秋刀魚が出ると按摩が引っ込む

水魚の交わり

俎上の魚

そじょうのうお

意味

相手の思うがままにするよりしかたない、逃げ場のない状態にある者の例え。「俎」はまな板のこと。

別の言い回しで、「俎上の鯉」、「俎板の魚」、「俎板の鯉」とも。

俎上の魚江海に移る

そじょうのうおこうかいにうつる

意味

危機的な状況から脱して安全な場所に移ること。まな板の上の魚が川や海に逃げるという意味から。

「俎」はまな板。「江海」は川や海のこと。

その手は桑名の焼き蛤

大魚は小池に棲まず

たいぎょはしょうちにすまず

意味

大物はつまらない仕事や地位には満足しないというたとえ。大きな魚は小さな池には棲んでいないという意味から。

大魚を逸する

たいぎょをいっする

意味

大きな仕事、手柄などをあと少しのところで逃すこと。大きな魚を取り逃すことから。

「大魚を逸す」とも言う。

鯛なくば狗母魚

たいなくばえそ

最善のものがない時には、それより劣っていても代わりのもので間に合わせなければならないということ。「狗母魚(えそ)」はかまぼこの材料となる魚。

鯛の尾よりイワシの頭

鯛も一人はうまからず

鯛もヒラメも食うたものが知る

鯛やヒラメの舞い踊り

高い舟借りて安い小魚釣る

たかいふねかりてやすいこざかなつる

意味

好きな事のためには、損得など考えないということのたとえ。

蛸は身を食う

田作りも魚のうち

たづくりもうおのうち

意味

弱小で無力な者でも仲間には違いがないというたとえ。「田作り」はごまめの別名で鰯(イワシ)の幼魚。ごまめのおうに小さな魚でも、魚の仲間に違いはないことから。

鱈腹

たらふく

意味

語源は「足りる」や「足る」など「十分になる」意味の動詞「足らふ」に副詞語尾の「く」がついたもの。「鱈腹」は当て字。鱈の腹がふくれていることや、鱈が大変な大食いであることは後付けで意味付けされたとされる。

池魚の殃

ちぎょのわざわい

意味

思いがけない事に巻き込まれて災難にあうことのたとえ。昔、中国で城門が火事になり池の水を使って消化したため、水がなくなり池の魚が死んでしまったという故事から。

池魚籠鳥

沈魚落雁、閉月羞花

月夜の蟹

釣った魚に餌はやらぬ

でたらめ

轍鮒の急

泥鰌の地団駄

魚の真似する目高

とどのつまり

土用のタコは親にも食わすな

泥に酔った鮒

呑舟の魚

呑舟の魚は枝流に游がず

呑舟の魚蕩して水を失えば則ち螻蟻に制せらる

夏のサザエは口ばかり

ナマコにワラ

逃がした魚は大きい

にがしたさかなはおおきい

意味

手に入れ損なったものは悔しさが加わって、特に優れたもののように感じられるというたとえ。

別の言い回しで、「逃した魚は大きい」、「逃げた魚は大きい」、「釣り落とした魚は大きい」。

塗り箸でナマコを挟む

猫が肥えれば鰹節がやせる

猫に鰹節

猫の魚辞退

ねこのうおじたい

意味

内心は欲しくてたまらないのに、うわべだけ遠慮することのたとえ。また、その場だけのことで長続きしないことのたとえ。猫が大好きな魚を辞退するとの意から。

別の言い回しで「猫の精進」、「猫の魚を食わぬ振り」とも。

ハゼの針では鯛は釣れぬ

畑にハマグリ

蛤で海をかえる

ハモも一期、エビも一期

干潟の鰯

ひがたのいわし

意味

手も足も出ないこと。自滅することを待つしかない状態のたとえ。

左ヒラメに右カレイ

ひだりひらめにみぎかれい

意味

ヒラメとカレイがあまりにも似ているので、見分け方法として使われる“おまじない”のような言葉。語呂がよく覚えやすい。

ヒラメもカレイも体の半分側に両眼が寄っていて、目が見えるようにまな板などに置いた時、顔が左側にあるのがヒラメで、右側にあるのがカレイとなる。ヒラメとカレイの見分け方の記事で詳しく解説。

ヒラメとカレイの見分け方「左ヒラメに右カレイ」の発見者は誰?
ヒラメとカレイの見分け方 & ヒラメの卵巣の食べ方を紹介します

ひっぱりだこ

瓢箪で鯰を押さえる

ひょうたんでなまずをおさえる

意味

丸い瓢箪(ひょうたん)でナマズを捕まえようとすることから、のらりくらりとして捉え所がないことのたとえ。要領を得ないこと。

単に「瓢箪鯰(ひょうたんなまず)」とも言う。

不善人といる飽魚の肆にいるが如し

淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず

ヒラメ人間

意味

裏表のある人間。ヒラメは海底で暮らし体の半分側に両眼があり常に上を見ている様子から、強者におもねり弱者を顧みない人のことを言う。

ヒラメ族、ヒラメ上司、ヒラメマネージャーなどの派生語があり意味はだいたい同じ。たぶん辞書には載らない言葉で誰が造りだしたかは謎。

高級白身魚「ヒラメ」について
「ヒラメ」はどんな魚?定番の高級白身魚に注目してみました。

河豚食う馬鹿食わぬ馬鹿

河豚にもあたれば鯛をあたる

河豚は喰いたし命は惜しい

鮒の仲間には鮒が王

蛇に足無し魚に耳無し

へびにあしなしうおにみみなし

意味

それぞれの動物の特長を言った言葉。蛇に足は無いが這って進むことができるし、魚に耳は無いが感じることができる。

まな板の鯉

水心あれば魚心

水清ければ魚棲まず

みずきよければうおすまず

意味

人格が清廉すぎると、かえって人に親しまれないというたとえ。身近な淡水魚の鯉(コイ)や鮒(フナ)などは清冽な川には棲まず、多少にごりのある川で暮らす。

「清水に魚棲まず(せいすいにうおすまず)」とも言われる。

水積もりて魚集まる

水広ければ魚大なり

水を得た魚

水を離れた魚

麦の穂がでたら浅蜊を食うな

目からウロコ

目高も魚のうち

めだかもととのうち

意味

小さくてつまらないようなものでも、仲間には違いないという例え。「とと」は「さかな」と読む場合もある。

山に蛤を求む

山の芋鰻とならず

茹でガエル

茹でダコ

魯魚の誤り

ろぎょのあやまり

意味

よく似た文字の書き間違い。「魯」と「魚」は字面がよく似ていて誤りやすいことから。

晋の葛洪(かつこう)の著書「抱朴子(ほうぼくし)」に、「書は三写すれば、魚は魯となり、帝は虎となる」とある。

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