「鯰がどじょうを食べた」の意味【“ぼくのなつやすみ”のことわざ】

魚介の諺

「鯰がどじょうを食べた」という言葉は、ことわざっぽいけど、“ことわざ”慣用句ではありません

どんな意味で、どんな場面で使われるのでしょうか?・・というか、正規のことわざでないなら、出どころは一体・・・。

調べてみました。

「鯰がどじょうを食べた」の意味

「なまずがどじょうを食べた」という言い回しは、諺や慣用句とは違います。言葉の組み立てがそれっぽくて如何にも“ありそう”な言い回しでsが、繰り返し強調すると、現実世界には存在しない諺や慣用句

・・・とすると、「鯰がどじょうを食べた」という言葉の出どころは・・・??

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「鯰がどじょうを食べた」は「ぼくのなつやすみ」に登場するセリフ

「鯰がどじょうを食べた」という言葉は、2002年にPlayStation2用に発売された「ぼくのなつやすみ2 海の冒険編」に登場するセリフです。

ちょっとだけネタバレすると、ゲーム内のキャラ「狼じじい」に対して、主人公「ぼく」が、会話の流れでツッコミとして発するセリフが、「・・・ナマズがドジョウを食べた?」です。

言葉の真意が分かりづらくてちょっと混乱しますが、筆者は「こういうことかな?」という感じで次のように解釈しました。

まず、会話が登場するシーンの要約は以下。

主人公「ぼく」は、村のコミュニティ内で孤独な変わり者である「狼じじい」との2人きりの会話の中で、村の別の知人「洋兄ちゃん」が、実は狼じじいの実の子であることを聞く。これに対し、「ぼく」は狼じじいに対して「・・・ナマズがドジョウを食べた?」と、感想のような、ツッコミのような返事をするのです。ちなみに、狼じじいはこのセリフに対して、「・・・おまえ頭がいいのか悪いのかはっきりしろよ・・・」と苦笑。

前後の文脈から察するに、意味は、おそらく「トンビがタカを生む」的なニュアンスでしょうか?あるいは、「瓢箪から駒」や「枯れ木に花」のように、あり得ないという意味で使われたのかも。ただ、実際にはナマズに類する一部の魚は、ドジョウを捕食することがあるようです。

優秀な洋兄ちゃんが変わり者の狼じじいの子供であるアンバランスさについて、狼じじいを「ぼく」がある意味“イジった”セリフだと筆者は解釈しました。正解かどうかは不明です。笑

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