「海老で鯛を釣る」は有名なことわざだけど、本当の意味をご存知でしょうか?
“エビ”と聞くとどんなエビかにもよりますが、いわゆる「ごちそう」のイメージが強い人が多いはず。
でも、「海老で鯛を釣る」は「安い元手で高利を得る」みたいな意味じゃなかったっけ?いや、それとも「高いリターンを得るにはそれなりに大きい投資をしなければならない」的なことだっけ・・・。あれ?どっち?
ということで解説していきます。
ことわざ「海老で鯛を釣る」の本当の意味とは?
「海老で鯛を釣る」の本当の意味は「魚介のことわざ一覧」で解説しています。
エビの漢字が違う「“蝦”で鯛を釣る」とか短縮して「えびたい」とか言ったりもします。
それはともかくエビを使ってタイを釣る。これって「ローリスクハイリターン」なのか「ハイリスクハイリターン」なのか、一体どっちなのでしょうか。
「海老で鯛を釣る」の本当の意味
正しい解釈は、「わずかな元手や労力で大きな利益を得ることのたとえ」となります。
ことわざの表の意味と裏の意味を考えた時、鯛はもちろん、海老もどちらかと言えば高級食材であることが多いからことわざの比喩としてはちょっと下手すぎじゃ・・・?と、思ってしまうかもしれません。
しかし、昔は一般的な世間のイメージは「安い食材」だったのだそう。もちろん高級な海老だってあったでしょうが、世の中では海老は安いと考えられていたということ。
昔に作られた言葉が時代とともにミスマッチとなる典型のような言葉と言えそうです。
「海老で鯛を釣る」の反対
最小を最大にすることを表現した「海老で鯛を釣る」の反対は「骨折り損のくたびれもうけ」が一番ストレートかなと思います。最大の投資が最小になるという一番最悪の表現でしょう。
願わくば骨まで折ったのにくたびれただけ。ではなく、海老で鯛を釣るだけでなく、米粒で鯛を釣りたいものです。
鯛に関する豆知識も記事書いてます。
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