【バターナッツかぼちゃ】皮の剥き方

料理レシピ

バターナッツかぼちゃはヘチマのような“ひょうたん型”のかぼちゃの一種。見た目がかぼちゃっぽくないけど意外にも「ニホンカボチャ」の一種です。

おとぎ話のような雰囲気の野菜なので初見の人は食べ方や皮の剥き方、切り方が分からない人もいるのではないでしょうか。

今回はサクッと(実際にはサクッとは切れませんが)皮の剥き方から料理のためのカットまで紹介していきます。

バターナッツかぼちゃの皮の剥き方

バターナッツかぼちゃの切り方は、「パン切り包丁」を使ったやり方がオススメ。

牛刀や出刃包丁、家庭用の包丁でも切れないことはないですがハードルは高めです。なぜならまな板に安定しない上、そもそも硬いので刃が通りずらいから。

そこで、波刃の包丁を使うと「サクサク!ヤッフー!」とまでは行きませんが、そこそこスムーズに切ることができるのです。

カボチャ冬瓜(とうがん)でもパン切り包丁を使った切り方を紹介していて、今回もその応用となります。

パン切り包丁を使って皮を剥く

パン切り包丁を使ったバターナッツかぼちゃの皮むき、切り方を早速紹介していきます。

ヘタを落とす
ヘタ落としたら棒状の部分と丸状の部分で2つに切り分ける
棒状の部分は転がしながら皮をむく
別角度から見たところ
丸状の部分はこのように皮剥く
丸状の部分には種が入っているのでスプーンなどでくり抜く

正直、一般的なかぼちゃに比べると皮むきは楽に感じます。(普通の包丁でも皮むきできそう・・・・。)ただ、バターナッツかぼちゃの大きさは様々で、写真で紹介しているものの2倍以上デカいものもあり、その場合皮も硬く厚いので、パン切り包丁など波刃の包丁を使うのがオススメです。

ピーラーを使っても良い

小さく皮が柔らかめのバターナッツかぼちゃは、人参やジャガイモなどの皮を剥く“ピーラー”でも処理できます。しかし、やっぱりバターナッツの大きさによりけり。小さく皮が薄い場合は挑戦してみると良いでしょう。

バターナッツかぼちゃの皮は食べれるの?

バターナッツかぼちゃの皮は食べれます。生食だと硬すぎますが、じっくり火を通すようなソテーやオーブン料理では皮ごと食べることができます。普通のカボチャも生だと硬い皮も煮物とかで丸ごと食べれますよね。同様に種は殻付きでは食べれません。

ペースト状にする場合は、皮を剥いたほうが滑らかに仕上がると思います。茹でる、あるいは蒸す場合も、皮と実の食感にバラつきが出るので別々に処理したほうが良いと思います。(実は思ったより早く火が通り崩れやすいです)

そもそもバターナッツかぼちゃとは

冒頭でも少し触れましたが、バターナッツかぼちゃは「ニホンカボチャ」の一種。

ニホンカボチャと聞くと「日本が原産なの?」と思ってしまいますが、「ニホンカボチャ」という名前は種名「Cucurbita moschata」の和名であるというだけの話。つまりニホンカボチャもその一種バターナッツかぼちゃも日本が原産というわけではありません。

原産地はアメリカとされ、英語名だと「butternut squash(バターナッツスクワッシュ)」などと呼ばれます。

「バターナッツ」の語源は、バターのように滑らかでナッツのように甘いことから。実際、かぼちゃに比べるとバターナッツはホクホク感が少なくサラッときめ細かい繊維をしており、オレンジの甘そうな色も相まってペースト状にするとバターのような滑らかな見た目となります。

バターナッツかぼちゃに似た野菜

バターナッツに似てる野菜は、同じカボチャの仲間で鶴首カボチャが思い浮かびます。

それと、マニアックなところで「オレンジズッキーニ」という野菜もバターナッツかぼちゃとよく似ていて混同しがち。

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