「長芋」と「大和芋」を掛け合わせて作られた新種“ねばり芋”をご存知でしょうか?
見た目は育ちすぎた長芋。より「イモ感」が強く粘りが強いのが“ねばり芋”です。
長いもはサクサクと軽い食感が美味しいのですけど、“ねばり芋”はもとねっとりした肉厚な食感です。含まれるでんぷん質の量の違いとかでしょうか。
今回は新種のイモ「ねばり芋」の食べ方を一つ紹介します。
「ねばり芋」とは?新種の長芋の食べ方
さて新種の“ねばり芋”。
冒頭で説明した通り食感は両者の特徴を見事に引き継いでいます。おもしろいですね。
そんなねばり芋を手取り早く食べる簡単レシピをさっそく紹介していきます。
ねばり芋の食べ方【オーブン焼き】
ねばり芋の食べ方は超簡単、切って焼くだけ。
- ねばり芋を洗って表面の泥などを落とす。
- 皮付きのまま一口大にカット。
- 軽く塩と胡椒して120℃のオーブンに入れて10分〜20分ほど加熱。完成!
もうちょっと詳しく補足をします。
- 表面にたくさん出ている「ヒゲ」のような根っこはそのままで大丈夫。
- カットする時、割れやすいので切れ味の良い包丁を使うと良い。
- オーブン焼きする時はテフロン加工の容器やクッキングシートを使うこと。
- オーブンがなくても、家庭用の魚焼グリルでもOK。

味付けは塩と胡椒のみ!デンプン質が設置面にくっつくので、テフロン加工のシートやクッキングペーパーを敷くと良いですよ。
クッキングシートだと使い捨てになってしまうので、何度も洗って使えるオーブンシートは無駄を削減できます。
(とはいえ高温での使用により磨耗する(テフロン加工のフライパンと同様)ので、大事に使いましょう)
焼いた「ねばり芋」の味は?
まず一番の特徴である「粘り」は、焼くことで消えます。オーブンで焼くと表面はカリッとしますし皮付きでも全く気になりません。
噛み締めると、ホクホクとしていながらやはりジャガイモや里芋とは明らかに異なりますね。
甘味があり、食感は表現しづらいですが「ねばり芋」独自のものがあります。
美味しいですよ。簡単ですしね。
「ねばり芋」は生でも美味しい!
長いものように生で食べることができ、その場合は醍醐味である「粘り」を楽しむことができます。
その方が簡単な食べ方では?と思うかもしれませんが、皮を剥く必要があるので実は結構手間だったりします。切った後のねばり芋はネバネバが強烈なので一瞬で扱いづらい食材へと変わってしまうからです。
しかしそのネバネバが美味しくて病みつきになるのですよね。
納豆との相性もバツグン。

「ねばり芋」の食べ方いろいろ
今回、お手軽にオーブン焼でねばり芋を食べましたが、他にも
- 高温の油で素揚げして
- フライパンでじっくりソテーして
色々考えられます。フライパンで焼けば、オーブンを使った調理法と同じ結果が得られるかもしれません。しかし、粘りが強烈なので形が崩れたり焦げ付いたりするかもしれませんけど。
素揚げする方法は試してみたいです。一気に揚げれば、外はカリッとして中は繊維質の粘りが残ったままになるかもしれません。
「ねばり芋」、ごちそうさまでした!
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