食用魚「イシナギ」の内臓(肝臓)は食中毒の恐れがあるので食べちゃダメ

市場のお魚たち

巨大魚化することで有名な「イシナギ(石投)」。

たまに2mほどの個体が水揚げされるなどして全国的なニュースになったりします。

日本では太古より食用魚として親しまれてきましたが、売られているのを見かけるのは割と珍しい魚。スーパー等ではなかなかお目にかかれません。

今回、そんなレアなイシナギを魚市場でゲットしましたので、食べ方を考えてみました。

刺身でも焼き魚でも美味しくいただけますが、ひとつ注意があります。

それは、内臓(肝臓)を食べちゃダメってこと

「急性ビタミンA過剰症」という食中毒をおこす危険性があり、食品衛生法で食用禁止措置が取られています

ちょっと良くわからないという人のために、イシナギという魚について掘り下げて紹介していきます。

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イシナギという魚で食中毒!?それ「肝臓」食べたでしょ

ちなみに、イシナギというのは俗称で、普通は「イシナギ」と言えば「オオクチイシナギ 」のことです。

ただ、イシナギという魚種自体、知らない人も多いかもしれませんけど。

冒頭で書いたように巨大化する魚で、一部地域では「モロコ」と呼ばれるそう。クエの別名も同じなので間違えないようにしましょう。両者、巨大魚ですし。

イシナギの肝臓を食べると「ビタミンA過剰症」に

ビタミンA過剰症と聞いてもピンと来ない。どころか、あまり危険性を感じないと思う人も多そうです。

しかしれっきとした食中毒で、特性をまとめると以下。

  • イシナギの肝臓を食べると発症する。
  • たくさん食べると危険と言われている。
  • 食後30分〜数時間で発症。
  • 激しい頭痛、嘔吐、発熱などの症状。
  • 死亡例はない(調べた限りでは)。
  • 加熱してもダメ。

まさに典型的な食中毒の症状なので食べてはいけません。

「少量なら大丈夫なの?」と思う人もいるかもしれませんが、発症の目安となる量も分かりませんし、食べない方が無難でしょう。

イシナギの寿命

巨大魚となるイシナギは船釣りでも人気があります。

大きくなる魚はそれなりに長生きする傾向がありますが、イシナギの寿命は約20年と言われています。

イシナギの食性

コチの幼魚でしょうか?

形がしっかりと残ったままの小魚が、イシナギの口から出てきました。

口は大きく、鋭い歯はありませんが、ザラザラとしたヤスリのような細かい歯があります。

イシナギの食べ方

小型よりも大型の個体が高値で扱われ、身がしっかりして味も良いと思います。

30㎝ほどの小ぶりのものは水っぽくて刺身には向かないかなと個人的感想です。小さいイシナギは焼いて食べた方が美味しい。

旬は晩春から夏とされますが、これは漁獲量が多いためで、秋から冬の産卵期の個体もたまに市場で見かけて買うと脂が乗っていて非常に美味。

なお、冒頭の写真の通りずんぐりした体型は歩留まりが良いので、食べどころは多めの魚です。

でも肝臓は食べちゃダメ!

イシナギは内臓(肝臓)を除去して食べよう!

ビタミンAって摂取しすぎると危険だということが一番の衝撃でした。

なんでもそうですが、食べ過ぎは良くないってことでしょうか。

イシナギは肝臓を除去した上で、刺身や焼き魚、煮魚で美味しくいただきましょう。

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