ほぼ日手帳オリジナルをはじめて使った感想
手帳を使って、早20年・・・・今年はじめて【ほぼ日手帳オリジナル】を使ってみました。
「ほぼ日手帳を使いたいけど、実際どんな感じか知りたい」
「ほぼ日手帳を使ってはみたけど、自分に合う使い方がいまいち見つからない」
という方に向けて、2024年版のほぼ日手帳オリジナルを使った感想を述べていきたいと思います。
バタフライストッパーやページの中身の使用感、カバーの付け替えなどについて言及していきます!
購入すると、こんな感じで送られてきます
販売の始まる2024年9月1日に即購入。ぽちっとな!2週間くらいで届きました。
気になるバタフライストッパーの使い心地は?
ほぼ日手帳といえば、この「バタフライストッパー」。ペンが挟まっている右側のやつです。
ペンが収納できるうえに、手帳が勝手に開くのを防いでくれます。約3カ月利用してみた実感をもとに、メリット・デメリットを紹介します。
バタフライストッパーのメリット
- 手帳が開かない。人に簡単に見られることがない。
- ペンケースを持たなくてもペンを持ち歩ける。
- ある程度の太さのペンもいける。ノベルティの3色ボールペンは余裕で入る。
- 手帳を開いて書くときに、邪魔にならない位置にある。
- ストッパーにペンのクリップ部分を挟んでなくてもペンがづり落ちづらい。(3色ボールペンの場合)
- 「ほぼ日手帳」感が出る。
バタフライストッパーのデメリット
- 手帳を開きづらい。いちいちペンを外すのが面倒。
- かといって、ペンを挟めていないともの足りない。カパッと開いてしまう。
- バタフライストッパーに挟めるペンのクリップ部分は、ものを選ぶ。
以上が思いつくメリット・デメリットでした。メリットの方が多いじゃん、と思うことでしょう。しかし、どうしたことでしょうか、わたしはこれらのデメリットより、使用開始3カ月にしてバタフライストッパーを卒業しました。
その理由は、「手帳を開くのが面倒になる」のは、手帳書きにとっての「最大の敵」だからです。
1日1ページという贅沢な使い方ができるのがほぼ日手帳の最大の特徴であるとすれば、「手帳開くの面倒だから後でいいや」となるのは、なんだかもったいない気がするのです。
わたしとしてはほぼ日手帳を、ささやかな「日々の記録」「日々の感想」を書き留めたり、アイデアをメモるために使いたいと考えていたため、ふとしたときに手帳を開けなければ終わりなのです。
では、バタフライストッパーをやめて、どんなカバーをつけたのでしょうか。
オリジナルのカバー、他のカバーとの互換性は?
ほぼ日手帳オリジナルのサイズをおさらいすると、
文庫本(A6)サイズは・・・
横105mm×縦148mm×厚み14mm (実際の製品は、寸法に若干の個体差があります)
文庫本サイズということは、市販のブックカバーが使えるわけです。カバーの代用については、私自身もいくつかネットを調べてみました。しかし、実際にやるのが早いと思い、家にあるブックカバーをはめてみると・・・
ブックカバー、ぴったりやないかい!!!
文庫本サイズだもの、当たり前や!というツッコミにも、軽く感動するほどぴったりです。そして、手帳を閉じると、それはもやは分厚い小説然とした風体でした。
ここでひとつ注意なのが、ブックカバーにある左右を逆にして装着しないと、しおりが手帳の上部にこないということ。
しおりの有る無しや、ブックカバーの絵柄に合わせて、ほぼ日手帳を反転させて装着してください。
素のほぼ日手帳の表紙自体に厚みがあるため、布製のブックカバーでも心細さはありません。
ブックカバーが使えるならばと、家に眠っていたカバーを掘り出してみました。
職場の方からもらった、「ふすま生地」のブックカバーを付けてみました。布よりもしっかりしていて、薄いので、コンパクトに使いたい場合はちょうどいいかもしれません。
ブックカバーでカスタムしたときに使えるアイテム
- 無印良品のしおりシール
- 無印良品の貼るカードケース
- 細めのゴム(または、平たいゴム)
- ダイソーの貼れるポケット
ほぼ日手帳にブックカバーを装着すると、困るのは収納についてです。
オリジナルのカバーを使えば、またはポケット付きのブックカバーを使えば、名刺やレシート、ちょっとしたシールなどが持ち歩けるのですが、ほとんどのブックカバーの場合、ポケットはありません。それら諸々の問題をを解決するためにわたしが使ったアイテムは上記の4つ。
1の無印良品のしおりシールは、5本組で売っており、カバーに合わせて色を選べます。また、ひもの長さは予め長めになっているので、後から好きな長さに切ることができます。
しおりの端っこが使っているうちに、ぼそぼそになってしまう・・・・というのを防ぐために、「木工用ボンド」を端っこに塗り込むといいです。時間が経って固まると色が透明になって目立ちにくいし、ボンド特有の臭いも無くなります。ボンドを人差し指に少量とって塗り込んでください。指についたボンドはセメダインと違って、指と指をこするとポロポロ取れます。
2の無印良品のカードケースは、2枚組で、カードが2枚は行けるかな、という厚さ。
3の細めのゴムは、手帳が開いてしまうのを防ぐのに使いました。ビーズなんかを飾りにして、見た目も気を使うと良い感じです。使ってみて、バタフライストッパーよりも手軽に手帳を開けるように感じています。
4の貼れるポケットは、手帳のみならずノートやファイルなどにも使えそうです。「カードケースでは小さい!」という人向けですね。
ほぼ日手帳の使えるページ
ほぼ日手帳といえば、おまけページが充実していることでしょう。おまけページを使うのは正直言ってその人の好み、なんでしょうが、わたしなりに使えるページを紹介します。
- 方眼ページ
- My 100
- Gifts
- 目をいたわる、休める
この4つしか使っていません・・・・・。おまけページに期待をしてほぼ日手帳にしたのですが、現実はこんなもんです。
「方眼ページ」「My 100」は、「やりたいことリスト」「観たい映画・読みたい本リスト」「行きたいお店リスト」として使っています。
「Gifts」はもらったものやあげたものを記録するのですが、そもそも「もらった・あげた」を記録すること自体考えたことがなかったので、これを機に使ってみると「お返ししなきゃ」とかいうときに便利そうです。
あるけど使わなかったページ・箇所
- デイリーにある今日のひとこと(日々使っているときには、ほぼ読んでない。買ったときに一気読みをした)
- 年間インデックス(ここに書くことを決めておかないと、使えない。その日観た映画など?)
- Time Table(学生や先生なら使うかも?!)
- Graph Paper(そもそもこういうグラフのある生活してない・・・)
- Favorites(あえて自分の好きなこと書く必要がない。これからしたいこととか書こうかな!)
- いまのわたしに、インタビュー。(優柔不断でまだ書けていない・・・)
- つくってみよう!季節のおやつ(季節感を持とう、ってことであるページだと推察。お菓子は作れそうなやつをネットで調べてしまう)
- 二十四節気のこと(これももっぱらネットで調べてしまう・・・)
- もしものときの、準備をしよう(これもネットで見る方が多い・・・)
- 単位換算表(以下、同文)
- 満年齢早見表(以下、同文)
- Addresses、Personal Notes(個人情報は書きづらい)
ほぼ日手帳、どんな使い方が向いてる?
ほぼ日手帳は、手帳として最低限必要な「月間ページ」がしっかりとメモできる大きさで設計されているので、まず使える手帳といえるでしょう。
「1日1ページ」を書くというのは、持て余すかと思ったら意外とそうでもなく、「足りない・・・」と感じる日も多いです。
日々の出来事を簡単に記す日記として使うのであれば、十分な気もします。しかし、日々の出来事から感じた所感や観察、自己分析などまで深堀りして書きたい場合は足りない(オリジナルサイズでは)と感じることがおおいでしょう。
日記というより、アイデア帳・ネタ帳として使いたいという場合は、一時的なメモ程度として、日付と併せて残したいというときに使えるでしょう。ただ、「あれ、どこに書いたっけなー?」となりそうなので、のちのち面倒になりそうです。
わたしは企画や調べものをするときは手書きでやることが多いのですが、ほぼ日手帳だけでは足りず、結局別のノートを用意しました(100均のA6ノート)。
結局、「月間ページ」があればいい
結局のところ、月間ページで予定を管理しつつ、あとはひらすらメモ欄を使いたいという場合、向いているのは「ほぼ日手帳 day-free」だったことに気づき、来年の手帳はday-freeにお世話になろうと思います。
ほぼ日手帳は長年の憧れだったので、実際に使えてよかったし、手帳に求めるものが変化したときは「カズン」や「weeks」などを使うことがあるんだろうなと思います。
みなさん、ちょっとは参考になったでしょうか?