【考察】スーパーカー「クリームソーダ」歌詞

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当店のクリームソーダは「緑」です

こんにちは。

今回は当店の「クリームソーダ」を紹介いたします。

クリームソーダは、青か緑か問題がテーマとなることが多いかと思いますが(そんなに多いのか?)、当店では「緑」で、俗にいう「メロンクリームソーダ」となります。

そんなクリームソーダにまつわる話をいくつかしていきます。

「ソーダ」ってなに?漢字もあるの?

ソーダとは、ナトリウム化合物全般のことを指すようです。漢字で書くと、「曹達」となります。「そうたつ」・・・なんだか音がそれっぽい。

ソーダ水のシュワシュワは炭酸水素ナトリウムによるもので、「クリームソーダ」は「アイスクリームがのっている炭酸シュワシュワの飲み物」といったところでしょうか。

あの飲み物を言い表すのに、「甘い」でも「緑」でもなく、「炭酸シュワシュワ」が軸となるのはなんだかおしゃれな気がしてきます。

スーパーカー「cream soda」歌詞の意味を考察する

1997年発売、スーパーカーのデビューシングル「cream soda」は、イントロの軽やかなギターがいかにも夏らしいナンバーです。

昨日また僕が白い目で見た夢はこの広い空と君の話だよ。

いつかは君と本当の空を飛べらたなぁって、それだけさ。

ひこうきぐも僕が白い手を差し出せば、

その広い空は、もう君と僕のものだよ。

いつかは君に本当のコトを言わなきゃなって思ってた。

いつもの空で今夜も君に会えたらなぁって、それだけさ。

ずっと向こうのその先に本当の自由があるのにねぇ、そのせいだよ。

自動車なら僕の白いので許してよ。

気取って乗れるような広いのにしたいけど、

憧れだけじゃ本当は何も見えないなって思うから、

あきらめだけは夢から覚めても言わないよって、それだけさ。

Uta-Net https://www.uta-net.com/song/22717/

この曲の不思議なところは、曲名である「クリームソーダ」はひとつも出てこないところです。

その代わりに「白い」という言葉が3回も出てきます。アイスクリームの「白」でしょうか。「夏の白い雲」というイメージとも結びつけることもできますが、「白い」のは「僕」自身や僕の所有物であったりします。「白い目」や「白い手」はどこか冷めたような、どこか弱々しい感じを連想させ、そんな「僕」が夢や憧れを抱いているけれど、まだ夢見ているだけ・・・・。ある意味、若さや青さも感じますね。軽快なリズムにアンバランスな歌詞の描写がマッチしているのがなんともスーパーカーの妙です・・・。

単純ですが、「僕」がアイスクリームの部分であるとすれば、「君」がソーダの部分になるのではないかと推測してみました。

・「僕」は「君」の夢を見ている

・「僕」は「君」と広い空で会える(現実味がない)

・「僕」は「君」に本当のコトを言わないといけないと思っている

一見、「僕」にとっての大切な友人や恋人であるように考えられる「君」の存在は、歌詞をよく見ていくと謎めいてきます。「君」って実在するのかな?というのがわたしの印象でした。

松任谷由実の「ひこうき雲」ではないけれど、現実ではもう会えない、夢でしか会えない「君」なのかなと考えるのは、飛躍しすぎでしょうか。曲中の「ひこうきぐも」という歌詞も、単純に白さを印象づけるためだけのアイテムとは思えません。

「君」はソーダのように泡になって消えてしまうような、儚くて、甘くてきらめいた存在であるとも言えるかもしれない、と思いました。もしかしたら、「君」は人ではなく、「夢」や「もうひとりの僕自身」であるという可能性も。うん、後者の案に一票!

なんだかんだと勝手なことを書いてきましたが、この曲には今回考察したような暗さは全くなく、夏のドライブにぴったりな曲のひとつ、ということです。

当店の「クリームソーダ」は「フロート」メニューです

当店では「フロート」メニューが全部で8種類あり、そのうちの一つがクリームソーダとなります。

ほかにも「コーヒーフロート」「オレンジフロート」「ティフロート」などがございます。これからの暑い季節にぴったりです。ぜひご注文くださいませ。

甘くておいしいです
この記事を書いた人
ペピートスタッフ
みさきち

ペピートスタッフ、みさきち。
最近は『光る君へ』を観ることにはまっています。いつか、源氏物語の現代語訳を自分でつくってみたい!

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