猫じゃらしを使った「うさぎ」の作り方

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「猫じゃらし」は、秋を感じる代表的な植物の一つひとつ。取るに足らない雑草だとも言えますが、猫じゃらしの穂が実ると、「ああ、夏が終わるのだな」と感じるものです。

でも、生まれてこの方、視界の中央に10秒以上留めたことがあっただろうか?猫じゃらしという草を・・・。

“身近すぎて気に留めない存在ランキング”でトップ5くらいに入りそうな植物でも、じっくり観察してアイデアを巡らすと面白い利用法を思いつくものだと、しみじみ感じたのが「猫じゃらしを使ってウサギを作る」という遊び。

簡単そうなのでやってみました。

猫じゃらしを使った「うさぎ」の作り方

「猫じゃらしウサギ」。

最初に考えた人は、よほどヒマだったのでしょうか?・・いや、そんなことを言ってはいけませんね。

たわいない風景でも、アイデアと創造の目線で見てワクワクしながら生きていたいものです。少なくとも、そう生きる努力はしていきたい。

・・なぜか、今回の記事ではフワッとした話になりがちですが、本題に入ります。

猫じゃらしを使ったシンプルなウサギ

猫じゃらしウサギの作り方は、いくつかバリエーションがあります。

まずはシンプルなパターンの作り方から紹介。

ちなみに筆者は仕事の合間に色々な作り方を試しているので、秋が終わるまでに、より複雑なウサギの作り方をマスターできるかも。

初見で誰でも作れるレベルのものから作成していきます。

超簡単パターンです。紹介してる写真は、筆者が人生初めて作った猫じゃらしウサギです。

写真を撮って紹介するほどのことか?と言われそうなくらい簡単ですね!

でも、お察しのように筆者は不器用なので、トトロの「ト」みたいな生物になってしまいました。

は?? ウサギと聞けば見えなくもないでしょう(強引)。

・・ということで、散歩道で猫じゃらしを見つけたらトライしてみてはいかがでしょうか??

猫じゃらしの正式名称は?

「猫じゃらし」の正式名称は「エノコログサ」と言います。

本当か嘘か、「犬っころの草」が転訛して「エノコログサ」になったとか。なぜ犬なのかというと、ブラシのように実った花穂が犬の尾みたいだから。でも、おそらく多くの人にとって「猫じゃらし」の俗称のほうが一般的ではないでしょうか。

「イネ科エノコログサ属」の植物である猫じゃらし。もとい、エノコログサ。考えてみると、稲のような風貌は「イネ科」だから当然といえば当然。

エノコログサは花びらを持たず、ブラシや犬の尾のような穂となります。フサフサの毛の根本には、小さな花があり、これが種子となり、地面に落ちて繁殖します。

なお、猫じゃらしは「粟(アワ)」の原種なので、食用となります。穀物であるため、稲とか小麦の精製と似た手順を踏むことで食べることができるとされます。

それと、猫じゃらしの正式名称「エノコログサ」は秋の季語。ウサギを作ったり俳句を呼んだり。道端の雑草でも、視野を広げれば楽しみがこんなにも。

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